木下みつひろ講師がアナタの愛車とドラテクを診断!

2021/07/24 14:00

木下みつひろ講師がアナタの愛車とドラテクを診断!

 

5月27日富士スピードウェイ ジムカーナコース

REVSPEED『愛車診断セッティングアドバイス+ドラテク上達レクチャー』

 

Photos/堤 晋一    Text/塩見 誠

 

「うまく走れないけどドラテクなのか、クルマのセッティングが原因なのか判断できない」。そんな読者の悩みを解決すべく、レブスピードは体験型取材を行った。参加してくれた読者は11名。広くて安全な富士スピードウェイのジムカーナコースで、木下みつひろ講師が読者の愛車を試乗、そして助手席で読者の運転をチェックした。その診断コメントは、参加できなかった多くの人にも役に立つ内容であるはずだ。

 

同乗走行、逆同乗とまるまる1日精力的にアドバイスを行なった木下みつひろ講師

 

まずはコースを完熟走行。当日の天候は、梅雨らしい本格的な雨!しかし、タイヤが減りにくく、低い次元からでも滑り出すので、ドライビングの反復練習にはうってつけだった

 

 

富士スピードウェイのジムカーナコースは、フラットな路面の広場。5月27日、ここを舞台にレブスピードの体験取材会『愛車診断セッティングアドバイス+ドラテク上達レクチャー』が開催された。

 

当日は、あいにくの雨。路面は滑りやすく、ラフな操作をするとすぐにタイヤの限界を超えてしまうことから、ドラテクチェックという観点では、絶好のコンディションといえる状況。

 

木下みつひろ講師がパイロンで設定したコースは、サーキット走行を想定した速度域やライン、操作を必要とすることを狙っている。

 

 

コースは、3つのコーナーから構成されている。ひとつ目のコーナーは、スタート位置から加速し、早めのシフトアップで3速まで入れたところから、ヒール&トーで2速へシフトダウンして曲がっていく右コーナー。次に、優しいブレーキングでノーズを入れていく左コーナーがあり、すぐに切り返して曲がる右コーナー、というレイアウト。

 

このコースを、木下講師の各車チェックを交えつつ、各自が午前、午後と反復走行を行なった。

 

「パイロンで設定したコースは走りにくい、という人もいるかと思います。しかし基本となるドラテクを磨くには、パイロンでカクカク曲がるのではなく、きれいにひと筆書きのように走ること。それにはどうすればよいのか? ステアリングを切るタイミング、ブレーキリリースとの兼ね合いなどを感じてもらうことが大切です。

 

 

また、ボクが乗ることによって、これはクルマが原因で走りにくいとか、それならこうすればよいという、クルマのセッティングのアドバイスをしながら、同時にそのクルマに合わせた操作についてもレクチャーしていこうと思っています」と木下講師は語る。

 

木下講師が愛車を診断した後は、助手席で参加者のドライビングをチェックする

 

参加者は11名。参加したクルマは多彩で、BRZやNDロードスター、WRX STI、RX−7、RX−8、S2000、S15シルビア、アルテッツァ、さらにはM2、エキシージといった輸入スポーツカーも。それではそれぞれのクルマがどんなチューニングを行っているのか、そしてどんなドライビングの悩みがあり、どう解決すればよいのかを見ていこう。

 

 

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