木下みつひろ講師がアナタの愛車とドラテクを診断!

2021/07/24 14:00

中沢 武さん S15シルビア

 

<チューニング>

■アームズ車高調サスキット ■ボルグワーナータービン ■パワーFC ■340ps/45kg-m ■ブレーキパッド アームズ ■ハンコックV12

 

 

タービン交換をしたシルビアで参加の中沢さん。アームズでチューニングを行なっている。パワーは340ps。駆動系も含めて手が入っているが、基本的にはドライ路面用のセッティングとなっている。今回は、木下みつひろ講師にこのシルビアを運転してもらえるということから、その技を盗んで自身の走りに活かしたい、ということを狙っての参加だ。

 

<木下アドバイス>

ドライに合わせたセッティングとなっているので、ヘビーウエット路面ではやはりドライビングは難しい。しかし、クルマそのものが持っているパフォーマンスは高く、ドライバーの操作に対しての反応は素直なので、こういう路面では練習のし甲斐がある。

 

ドライビング面では、ブレーキの扱い方が丁寧だったことが印象的。基本的な操作はクリアしているので、タイヤからのフィードバックが意識できれば、なおよくなると思う。

 

具体的には、コーナリング時、タイヤで発生するジャダーを意識するということ。このジャダーは、アンダーステアとオーバーステアの境目で発生するので、これを感じられれば、路面の状態に関わらず、ここからオーバーになるとか、いまはアンダーだとか、判断がしやすい。もちろんこのジャダーは、タイヤの状態によって、出にくかったり出やすかったりもするが、つねに意識しておくことが大事だ。

 

<中沢さんの感想>

木下さんの走り方は、極めて参考になりました。とくにここからリアが出る、というときのスムーズな対処の仕方は、さすがだと感じました。そこで教わった、タイヤのジャダーを感じながら走るのは、今後の目標となります。それをものにできれば、木下さんのように、スムーズな対処ができるようになるのではないか、と思います。クルマ自体の問題点もとくにない、といってもらえたので、あとは練習あるのみですね。

 

 






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