TRD、NISMO、MUGEN、STI 各社の最新デモカー&パーツを体感! ワークスチューニング合同試乗会より
NISMO Fairlady Z
■ ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル TEL 0120-846-423 https://www.nismo.co.jp/
早くもスポーツECUを用意
あの人気ホイールもデビュー予定
早くも受注ストップになってしまうほどの人気ぶりのRZ34 フェアレディZ。ニスモの新型への意気込みは並々ではなく、早くもストリート向けのパーツを展開している。
注目は「スポーツリセッティング TYPE-2」。3000〜7000rpmの実用域で過給圧を高めたほか、高速領域の点火時期を見直すことで全域でフラットトルク化。さらにスポーツモードでは中低速域でのスロットル制御を最適化し、アクセルレスポンスの向上を図るなど、緻密なセッティングが施された。サーキット派にとっては、車速リミッターが欧州仕様とおなじ250km/hに引き上げられているのもうれしいポイント。
人気の鍛造3スポークホイール「LMGT」のRZ34サイズも開発中。落ち着いた色合いのマッドガンブラックカラーを採用し、スポーク部にはNISMOロゴがマシニング加工される。実車をご覧いただければわかるように、骨太な5スポークがRZ34によく似合う。
そのほかスポーツマフラーやブレーキパッド、カーボンドアミラーカバーなど、気になるアイテムが目白押しだ。
試乗車はATモデル。パワー感は十分でレスポンスも良好。微細なアクセルワークにもリニアに反応してくれる。その乗りやすさに舌を巻いた。スポーツリセッティングはNISMOパフォーマンスセンターで施工可能となっており、新車保証も受けられるので安心だ(1年2万km以内のNISMO保証となる)。
RZ34全車に対応するマフラーは、センターパイプ以降のフル交換タイプ。センターパイプ(65φ→50.8φ×2)とリアマフラー(60.5φ×2→110φ×2)で構成され、リベット留めのテールエンドにはロゴも入る。
開発中の鍛造ホイール「LMGT4」の19インチでは、新型Zに合わせたインセットを採用。タイヤとホイールのズレを予防するローレット加工も施される。純正タイヤを流用できるのも魅力。
スポーティなムードを演出できるカーボンドアミラーカバーも設定。手軽にドレスアップできるので、カスタマイズの第一歩にもオススメ。
ロースチール材となるブレーキパッドは、常温〜650℃まで許容するストリート向けモデル。ミニサーキットくらいなら対応可能だ。摩耗インジケーター付き。