TRD、NISMO、MUGEN、STI 各社の最新デモカー&パーツを体感! ワークスチューニング合同試乗会より

2022/12/19 13:54

 

TRD  HILUX DSESART RACE SPEC

 

 

 

■ トヨタカスタマイジング&ディベロップメント TEL050-3161-2121 https://www.trdparts.jp/

 

 

セミパイプフレーム仕様のレーシングスペック

 

 

ハイラックスをベースとしたオフロードレースの競技車両。アメリカで最も歴史のあるオフロードレース「MINT400」のクラス7で準優勝に輝いたこともある車両だ。

 

こちらもエンジンは8ARベースとなるが、さらに大きいタービンを組み合わせたハイスペック仕様。最高出力は407㎰、最大トルクは50N-mを発揮する。

 

もともと、搭載されていたディーゼルからガソリンエンジンに換装することで約100kgの軽量化を実現。セミパイプフレーム化されたシャシーにカーボンの外板パーツを組み合わせるが、それでも車重は2t近くある。この巨体が荒れた路面を駆け抜けるのだから迫力は満点だ。

 

ジャンプしたときに後傾姿勢で着地できるように、エンジンや燃料タンクなどの重量物はできるだけ後方に搭載。そうしてダンパーの有効ストローク量を増やしている。実際に、サスペンションの造りは堅牢で、なおかつダンパーは極めて長い。長い距離を走るレースなだけにコーナーでの速さよりも、起伏がある路面でも壊れずに走り抜けることが重視されるそうだ。その恩恵は、助手席での試乗でも十分に感じ取れた。悪路を走っているのにじつに乗り心地がよいのだ。C-HRとはまた異なる走りを体感し、モータースポーツの奥深さを感じさせられた次第だ。

 

セミパイプフレーム化したシャシーに積み込まれた8ARエンジン。最高出力400㎰以上を発揮するTRDチューンド仕様だ。レーシーにつくり込まれた競技車両なので身構えたが、意外なほどに乗り心地がよいのにはビックリ。荒れた路面を走っているとは思えないほど。

 

サスペンションのストローク量はたっぷり確保されており、なおかつ頑丈な造りとなっている。これだけ見ても、デザートレースの過酷さが想像できる。

 

 

トランスミッションはトルコン式のオートマチック。TRDオリジナルECUによるロックアップ制御を行うことで、高い耐久性と素早い変速を両立する。ATでないと大トルクに耐えられないという。

 

 

 






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