「同乗走行でのアドバイスで、セッティングやドラテクの悩みを解決!」 2/23 第11回 A PITサーキットチャレンジin筑波サーキットTC2000
2026/03/03 12:16
- CATEGORY : イベント

Aru さん
VAB WRX STI
■HKS 吸排気系パーツ一式装着 ■ATS カーボンL.S.D. (F:2way R:1.5way) ■HKS GATE SPEC 減衰力&ストローク仕様変更 ■ENDLESS ブレーキキャリパー (F:6POT R:4POT)/MX72PLUSブレーキパッド ■ADVAN A08B(245/40R18) ■TWS T66-GT SHINONOMEバージョン (18×8.5J 47)
サスキットの減衰力とDCCDの効果的な設定が勉強できました
「サスとL.S.D.を換えてきました。車高調キットは、HKS GATE SPECの仕様変更品。ダンロップコーナーなどで4輪をもっと接地させたくて、乗り味は保ちつつ伸び側のストロークを増やし、減衰力の特性も調整してもらっています。バネレートは、標準品と同じです。L.S.D.は、ATSのカーボンにしました。フロントが2way、リアが1.5way。アクセルを一挙に踏めて、僕の操作にはちょうど合うはずです。
同乗枠では、初めに、いつもアドバイスを受けている木下講師にひとりで走ってもらい仕上がりを見てもらいました。そのあとで同乗し、その後に自身でも運転しています。
木下講師のセッティングは、今回も勉強になりました。減衰力の設定はフロントを弱め、少し動きに遊びを持たせる。リアは沈み過ぎないように適度に強める。これで踏ん張りが効いて、4輪の駆動も安定する。そして、もっと駆動が掛けられるから、DCCDはロック方向にしたほうがいいとのことでした。僕は、DCCDをリア寄りの配分にしていたのです。『いままではL.S.D.の効き方などからアンダーステアを抑えるのにも、そうしていたんでしょう』とお見通しでした。今回も説明は理に適っていてわかりやすかった。僕は木下講師を師匠と呼んでいます」

木下みつひろ コメント
「VABのよさを活かすことがポイントです。L.S.D.は急にロックすると曲がり難くなって、DCCDの設定はAUTOモードを選びたくなるものです。いま組んでいるL.S.D.は自然に効き始める特性なので、積極的にマニュアルモードを使えます。それで、よりフロントでクルマを引っ張れる。アクセルONでプッシュアンダーが出ないし、ハンドルを切った方向に立ち上がれます。コーナーでフロントがどんどん入り、入りながらアクセルも踏めるのです。
もし、多少のアンダーステアを感じるならば、リアに荷重が乗ったときならリアサスが軟らかいと判断できます。そこでリアの減衰力調整を気持ち強めてやる。ブレーキでフロントが沈まなければ、フロントの減衰力を弱める。沈み過ぎなら、やや強くする。走行中のタイヤのグリップ変化にも合わせて減衰力を調節すると、ほんとうにVABで走るのが楽しくなりますよ」

長尾奏斗さん
ZN8 GR86
■吸排気・ECUチューン ■オリジナルリビルドミッション ■ ATS カーボン1.5way L.S.D. ■5.125ファイナルギア ■ラウダダ・カンパニー サーキットスペック車高調 ■D2 Japan 6POTブレーキキャリパー ■制動屋 N1-Racingブレーキパッド ■ADVAN A050 G/S or SHIBATIRE R31-200R(265/35R18) ■VOLK RACING TE37 SAGA S-plus(18×10.0J 45)
プロの話も参考にタイムが狙える仕様に煮詰める
「昨年の筑波スーパーバトルに参戦したGR86です。その後、アライメントを見直し、L.S.D.も変更しました。いままでL.S.D.は、OS技研のデュアルコアで1way。いろいろ試しており、今回はATSのカーボン1.5wayを選択しました。加速での蹴り出しを強める狙いと、僕が結構ブレーキを攻めてコーナーに入るので、L.S.D.の減速側でもアシストさせられたらと考えたんです。
とはいえ、1wayに対して1.5wayはアクセルOFFでも効きがあるのでアンダーステアが気になって、少しコーナリングが遅れたようです。組んだばかりでイニシャルトルクも高い影響もあるかもしれません。蘇武講師からは『ダンロップコーナーで、リアから押される傾向がある』とコメントをもらった。テストを続け、詰めていきます」

蘇武喜和 コメント
「乗りやすく、姿勢の安定感も高い。基本は初心者にも合う仕様です。ただし、コースをシビアに攻めてタイムを出すには、アクセルOFFでクルマの向きがもっと変わってほしい。とくにダンロップコーナーですが、L.S.D.の減速側が関わるようで、どうしてもリアからクルマが押される感覚があった。曲がるのに待ち時間がありました。フロント側の操作性は凄くよいので、アクセルを戻しきらなくても曲がれる雰囲気はあります。あとはセッティング次第だと思います。L.S.D.は組んで間もないというので、つくり込みが進んだら、また試乗したいですね」

ノリNDRF さん
NDERC ロードスターRF
■Rマジック 元デモカー 白RFさん ■DIREZZA ZⅢ(205/50R16)
かつて木下みつひろがタイムを出したRFの実力体感
「これはRマジックの元デモカー、『白RFさん』と呼ばれたロードスターです。木下講師が1分3秒3を記録しています(2020年12月の筑波スーパーバトルにて1分3秒377)。手にして、まだ1年経たないくらい。Rマジックのパーツで各部がチューニングがされており、車両重量は軽量化で1050㎏ほど。タイムアタックに向けても製作されたコンセプトはできるだけ保ちつつ、日常でも乗っていますが、楽しくて、最高です。サーキットは年に1回程度、富士スピードウェイに行きますが、筑波は初めて。このRFは、しっかり運転すれば、サーキットですごく速い。木下講師の同乗走行は、性能が凄くわかりやすくてよかったです」

木下みつひろ コメント
「以前にタイムアタックしたときとはタイヤ、バネレートは違いましたが、やはり動きの前後バランスが優れ、パフォーマンンスは健在でした。コーナーでハンドルを切り足しても、どんどん曲がる。それもちゃんと向きが変わる。ヘアピンなどの小さなコーナーでも、スムーズに旋回できる。姿勢も挙動も、とても安定していて、運動性能の仕上がりを再認識しました」



