RE雨宮取材でのプロのスゴ技

2012/11/27 18:26

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上の写真は12月号に掲載したWTACに参戦した、RE雨宮のRX-7タイムアタック号の写真なんですが、注目して欲しいのは、ボンネット左右付け根の茶色い鉄パイプ。
ご覧の通り、オーストラリアでのタイムアタック後のメンテナンスのためにフロントカウルはごっそり外されて、エンジンがよく見えてよかったのですが、問題はボンネット。
閉めて撮影してはエンジンも見えなくなるし、バンパーも着いていないので絵になりません。

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が、開けておくにはつっかえ棒が必要なのですが、雨さんちで普段使っている棒はちょっと写真映えしない無骨なものでした。
なので、ボンネットにロープを掛けて吊るすか? などとカメラマンと悩んでいたのですが、結論はなかなかでません。
で、取材対応をしてもらっていた渡辺工場長に相談です。
すると渡辺サン、「ちょっと待ってて」というと、ノギスでボンネットとバルクヘッドあたりの寸法をチョチョイと測ると、おもむろに長い鉄パイプを取り出し、電ノコで素早く2本のパイプを切り出してくれました。
 
あまりの早技と的確な解決法に、びっくりです。
まあ、パイプが錆びていて茶色いのはご愛嬌ですが、とても急ごしらえのものとは思えない仕上がり。
プロって凄いなあ、と感心させられたひとコマでした。(モリタ)






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