「細部に宿るレーシングスピリット ADVAN Racing RZ-F3が示す先進の鍛造デザイン」CLOSE-UP WHEEL

2026/03/30 08:21

CLOSE-UP WHEEL

 

細部に宿るレーシングスピリット

ADVAN Racing RZ-F3が示す先進の鍛造デザイン

 

スポーツホイールの最先端を走り続けるYOKOHAMA WHEELのADVAN Racingから新作の鍛造1ピースホイールRZ-F3が発表されたのは2026年1月の東京オートサロン。まさに、このVarisのワイドボディキットを纏ったOriginal RUNDUCEのGR86で華々しくデビューを飾ったわけだが、今回はその組み合わせを野外で撮影。改めて、その魅力に迫る。

 

Photos/清水良太郎 Text/塚本剛哲

 

Original RUNDUCE ZN8 GR86

RZ-F3 18×9.5J inset 45 ※フロント20㎜ワイドトレッドスペーサー

ADVAN NEOVA AD09 255/35R18

 

 

 

RZ-F2とRZ-DF2の『美』を融合進化

新生フルフェイスデザイン

 

 

RZ-F3はRZ-F2の後継モデルであり、RZ-DF2の派生モデルでもある。RZ-DF2は外周に深い段付きがあるディープリムデザインのため、奥行き感や高級感が引き立つが、RZ-F3はRZ-F2と同じく、スポークがリムの端まで伸びるフルフェイスデザインで、ホイール自体が大きく見える特徴に磨きを掛けている。

 

 

たとえば、スポークはRZ-F2よりRを描き、曲線美と力強さを両得。また、ビッグキャリパーへの対応を損なわず、コンケイブはセンター部への落とし込みがよりダイナミックになった。ちなみに、センター部はナットホールまわりがRZ-DF2のように斜めにカットされたような面を持つ。リム形状もRZ-F2のリバースリムではなく、RZ-DF2のバレルリムに準じ、ビッグキャリパー&大径ローターに対するクリアランス確保や剛性面でアドバンテージを図っている。スポーク側面のサイドカットはさらに進化。デザインと軽量化に貢献している。

 

 

ナットホールを囲む斜めの面には3次元加工機によるロゴ文字が刻まれる。第一弾は18インチで、国産車用は7.5J~10.5J、輸入車用は8.0J~10.0Jの主要サイズをラインアップ。カラーはハイパープラチナブラック&ダイヤモンドカット、レーシングチタニウムブラック、レーシングコッパーブロンズの3色だ。

 

 

鍛造特有のシャープな質感が際立つ

優雅なデザインがGR86を精悍に彩る

 

Original RUNDUCEのGR86には18×9.5J inset 45を装着。タイヤは255/35R18のADVAN NEOVA AD09だ。Varisのワイドボディキットでフロントは90mm広がっているため、20mmのワイドトレッドスペーサーを用いて、ツライチに近づけた。

 

サスキットはHKS HIPERMAX Rで、フロントは約35mm、リアは約30mmの車高ダウン。最低地上高90mm以上を確保し、ストリートとサーキットの両立を保つ、ほどよいキャンバー角で、このフィッティングを実現している。

カラーはハイパープラチナブラック&ダイヤモンドカットを選択。ほかの色もそうだが、深みのある光沢はスポークのエッジを強調。鍛造ならではのシャープな質感を際立たせ、優雅なデザインと相まって、GR86を精悍に彩っている。

 

 

ビッグキャリパー&大径ローターを

スタイリッシュに『収める』『見せる』

 

ブレーキシステムはフロントにビッグ6POTキャリパーと365mmローター、リアにミディアム4POTキャリパーと356mmローターを備えるが、余裕を持って収めているのがわかる。スポークの形状を徹底的に煮詰めることで、ダイナミックなコンケイブでありながら、最大限のクリアランスを確保しているのだ。

 

剛性や軽さといった基本性能を高めつつ、コンケイブデザインとブレーキクリアランスを高次元で融合。それがRZ-F3の真骨頂といえるだろう。

 

 

 

■YFC TEL 03-3431-9981 http://www.yokohamawheel.jp/

 

 

 






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