腰痛はなぜ起こる? 座ることは身体に悪い? 骨盤をサポートして姿勢をリセット/正しく座れて姿勢を整える BRIDE edirbのシート

2025/11/30 08:48

骨盤サポート 姿勢リセット

 

正しく座れて姿勢を整える

BRIDE edirbのシート

 

 

自身の身体に合ったドライビングポジションが得られ、ホールド性、剛性、強度に優れ、ロングドライブでも疲れない、乗り心地のよいシートを理想に掲げる。

 

シートレールも含めて、メイド・イン・ジャパンのこだわりを貫くブリッドは、①日本人の体型に合う、②骨盤を立てた状態で座ることができる、③クッションは沈み込まず、ほどよく反発して身体を支える、④形状や表皮の違いに対し、細やかにチューニングを施す……といったシートづくりを徹底している。

 

そして、骨盤を優しく支えて持ち上げ、腰椎を屈曲させず、胸椎を伸びやかにするなど、着座姿勢を整えることで、「腰痛になりにくく、疲れにくい」を実現。

 

中でも2017年に発売された『ストリームス』はその方面の効能を最も重んじた意欲作。ここでは、カイロプラクティックのプロから見たブリッド&エディルブの腰痛対策・疲労対策の是非、『ストリームス』はもちろん、その他の主要モデルに施された腰痛対策・疲労対策のテクノロジーについてお届けしたい。

 


STREAMS CRUZ

 

2017年発売のコンフォートスポーツシート。「腰痛になりにくく、疲れにくい」に重きを置いた意欲作だ。

 

 


edirb 132V

 

 

STREAMS CRUZのエディルブ版。両サイドのキルト加工や背面クッションのチューニングでホールド性をアップ。

 

 

 


腰痛はなぜ起こる? 座ることは身体に悪い?

このように骨盤が立った状態で座れることにより、腰椎の椎間板や股関節などへの負担を和らげることができている

 

腰痛はどこからやってくるのだろう? 神奈川県川崎市高津区で『ルーツカイロプラクティック』を営むカイロプラクターの西尾有貴代表に伺う。

 

ROOTS CHIROPRACTIC 代表 カイロプラクター 西尾有貴

神奈川県川崎市高津区久本1-5-18フォーゲル1F TEL 044-948-9363

 

「たしかにディスクワーカーや長距離・長時間を運転されるドライバーの方は腰痛に悩まされるケースが多いようです。しかし、販売業など立ちっぱなしの仕事の方やスポーツをされる方にもいらっしゃって、座ることだけが原因ではありません。その疑問を紐解くには、身体のメカニズムを正しく知る必要がありますが、それ自体、ちょっと難しい話かもしれません。

 

まず、立ち姿勢では、おもに上半身を背骨と骨盤で支えていますが、次に股関節→膝→足首と、各関節で分散します。さらに、静止状態でも背筋と腹筋、さらには骨盤底筋群といった筋肉で支えているのです。

 

それに対して、座り姿勢では、背骨から骨盤に掛けてのみ、荷重が掛かり、股関節を曲げているために、身体の中での圧力(内圧)が高まります。骨盤の奥にある腸腰筋が縮こまり、椎間板に掛かる圧力が増す。その圧力は立ち姿勢の1・4倍にもなるといわれています。なので、座っていて腰が痛くなった人は、立ち上がって、それを減圧させたり、固まった筋肉を動かしたりしたくなります。逆に歩き過ぎや立ちっぱなしで腰が痛くなった人は、座って休みたくなるわけです。

 

シンプルに姿勢だけなら立っているほうがよさそうで、でも、重力や入力や衝撃、揺れやそれに対する力み(踏ん張り)などからは解放されたほうがよさそう。シートの理想像に近づく話かも……。

 

さて、『脊柱管狭窄症』と診断されるような段階では、『間欠性跛行』という、15分ほどしか続けて歩けなくなる状態に陥ります。臀部から下肢に掛けて痛みや腫れが出てきて、背中を丸めるように座り込んで休みたくなる。座って背中を丸めると、神経の通り道である脊柱管の狭窄(通り道が狭くなっている)が緩和されて、また歩けるようになりますが、それらはまだ原因がわかりやすい疾患です。

 

腰痛学会・整形外科学会は「85%の腰痛の原因が不明」と発表しています。メンタルヘルスでの不調を抱える人は腰痛などの慢性的な痛みを有しやすくなるともいわれていますが、あくまで個人的な見解を述べれば、腰痛を引き起こしている因子が複合的=複雑系であるということが、原因不明といわざるを得ないことに起因している思います。あり体ないい方ですが、心と身体はつながっているということです。

 

その人の身体の状態によって、座り方次第で健康を害することにもなりかねません。座る時間が長い場合は、身体の負担が少なく座れる環境を整えて、よい姿勢で座ることが大事になります」

 

 

 

 


『よい姿勢』は見た目も機能も優れた姿勢

 

ブリッドの試座シートがそろう『坂東商会』の『ガレージ19町田』で、西尾代表にはいろんなシートを試していただいた。

 

「腿がしっかり押さえられ、肩もちょうどいいところで押さえられています。ガイアス/ストラディアのシートバックは本来あるべき背骨のカーブをしっかりと無理なく支えられていて、骨盤が押さえられていることで、背筋が伸びて胸を張った姿勢が取りやすくなります。体幹を安定させてくれるので、手足を動かすのラクになるのを実感しました。

 

 

私どもの仕事『カイロプラクティック』では施術の際にカイロ(ギリシャ語で手の意味)の形にこだわります。今回、密かに最も感心したのは、シートバックに縦の折り目があることで、手のように優しく骨盤を支えてくれることでした。人体に直線の箇所はほぼ存在しないので、シート全体でつながってホールドしてくれることに、とても好感が持てます。椎間板の圧力の分散にも大きく寄与していると思います。

 

 

また、腰の両サイドが締まることで、骨盤に存在するアーチ構造を上手く活用できています。腰は股関節→腸骨→仙骨→腸骨→股関節という仕組みでアーチを形成。キーストーンとなる仙骨の上に乗る腰椎から上を持ち上げる力が働きます。椎間板や関節への圧迫が起こりにくく、痛みが引き起こされにくくなると思います」骨盤を立てて座れるシートはカイロプラクター目線でもオススメとのことである。

 

 

 


骨盤サポート 姿勢リセット

 

正しく座れて姿勢を整える

BRIDE edirbのつくり込み

 

 

 


STREAMS CRUZ/edirb 132V

 

背中から腰に掛けての当たり面をS字ラインに

あえて腰の張り出しを増している

 

それぞれのシートにおける骨格サポート・姿勢リセットのつくり込みは以下のとおり。いずれも『骨盤を立てる』『体圧を分散させる』という基本理念を支えているのは、持ち前の剛性やホールド性の高さにほかならない。

 

 

STREAMS CRUZ

『ストリームス』と『エディルブ132V』は『身体に優しい』を追求したモデル。背中から腰に掛けての当たり面を背中のS字ラインにできるだけ近づけ、バックレストにもたれ掛かることで、腰椎への衝撃を受け止め、逃がすようにしている。また、あえて腰のウレタンの張り出しを増やし、尻の両側をサポート。圧迫するほどではなく、軽く添えるようなサポートで、ラクな姿勢を保ちやすくしている。

 

 

edirb 132V

 

 

『エディルブ132V』では、座面の両サイドにキルトを備え、サイドサポートをほどよく強化。尻の下から肩甲骨の下までのクッションを10㎜薄くすることで、深く座れるようにしている。表皮の違いによる細やかなチューニングがなされているだ。

 

 

 


EUROSTERⅡ CRUZ/edirb 054V

 

疲れにくさ重視の

ニューエルゴノミクスデザイン

 

『ユーロスターⅡ』『エディルブ054V』は『スポーツ+コンフォート』と、一見矛盾する内容を人間工学の概念で擦り合わせ、長時間・長距離の運転にも適したモデル。身体を優しく包み込むように設計されたフォルムと高密度ウレタンフォームが体圧を分散させ、疲れにくさを高めているが、スポーツ性を重んじて、アイポイントを下げるために、背中の形状はS字ではなく、やや丸まっている。

 

EUROSTERⅡ CRUZ

 

 

 

EUROSTERⅡベージュレザー

 

 

edirb 054V

 

 

『エディルブ054V』は『エディルブ132V』同様、キルトでサイドサポートを高め、尻の下から肩甲骨の下までのクッションを10㎜薄くすることで、深く座れるようにしている。フィット感と疲れにくさを高次元で両立。

 

 


ERGOSTER

 

乗降性重視のフラットな座面形状を

面で支える技術でカバー

 

『エルゴスター』も疲れにくさを重んじた『ニューエルゴノミクスデザイン』で、スポーティなショルダーサポートを備えながら、『ユーロスターⅡ』よりもシート幅が抑えられている。また、ロ―ポジション、乗降性重視の薄くフラットな座面形状ながら、浅めのサイドサポートと座面クッションの中央が若干沈むことで、尻をサポート。腰から上の部分も面で包み込む形状により、体圧や衝撃を分散させている。

 

 

ERGOSTER

 

 

 

ERGOSTER NUGRAIN

 


ZAOU

 

トラックのドライビングポジションの

制約の中で『ピタッと座れる』を実現

 

トラックのドライビングポジションは直立気味で、ステアリングにやや覆い被さるような姿勢になりがち。座面をフラットにして乗降性をよくする必要もあり、身体を支えるという意味では制約が大きい。『ザオウ』は座面のクッションがある程度、沈み込むことで、尻のサイドサポートを高めている。それがある前提で、シートバックによる包まれ感が効果的に疲労軽減に働いている。

 

 

ZAOU

 


GIASⅢ/STRADIAⅢ/edirb 161 162/edirb 171 172

 

座面とバックレストの位置関係で生じるS字

高剛性と体圧分散で疲れにくさを稼ぐ

 

 

GIASⅢ

 

 

 

 

 

 

GIASⅢREIMS

 

『ガイアスⅢ』『エディルブ161/162』と『ストラディアⅢ』『エディルブ171/172』はリクライニング機構を備え、フルバケットに比べるとドライビングポジションの自由度が高い。そして、フレームやシェルの高剛性、バックラッシュ(遊び)が極めて少ないリクライニングデバイスも快適性に寄与していることを最初に述べておきたい。

 

edirb 161/162

現行世代のセミバケットとフルバケットは『モールドウレタン』を使用。高密度のクッションは弾力があり、潰れにくいため、面圧が均等に掛かるようになる。それもプラスに働いているといえるだろう。シェルはストレート形状だが、座面とバックレストの位置関係で、奥に隙間ができて、そこに尻が入るので、自然なS字ラインと感じる人が多い。体圧分散を多く取って腰痛予防や疲れにくさに対応しているイメージだ。バックレストのクッションに施される縦割れは、日常ドライブの領域においては、背骨をまっすぐ伸ばした状態で支える効果が得られる。

 

 

edirb 161/162 SC

 

『エディルブ』系は両サイドのキルトが身体にフィット。キルト部分は10㎜の厚いウレタンが仕込まれていて、キルトによって生み出される凹凸が身体との隙間を埋めてくれる感覚が心地よい。ちなみに、『ガイアスⅢ』『エディルブ161/162』はサイドサポートが大きく、腰に掛かる負担をより分散できる。肋骨まで優しく支えるイメージだ。

 

 

STRADIAⅢ

 

 

edirb 171/172

 


ZETAⅣ/edirb 0A1/XERO RS PLUS/XERO CS PLUS/XERO VS PLUS

 

身体にピッタリのフルバケットは最強

身体に触れる面積が多く、体圧分散で稼ぐ

 

骨盤サポート・姿勢リセットの観点でも、理想をいえば、最も身体にピッタリ合ったフルバケットが最強。身体に触れる面積が増える分、体圧分散による腰痛予防に有利だ。現行世代モデルは高剛性により、Gが掛かるときも「踏ん張らないといけない」という意識から解放される。前出の『モールドウレタン』も吸収性の高さで快適性に貢献。

 

 

ZETAⅣ

『ジータⅣ』『エディルブ0A1』『ゼロVS』はバックレストがストレートに近く、やや寝かせ気味に取り付けて、頭の位置を後方に持っていくことにより、腰痛予防や疲れにくさに寄与。『ゼロCS』『ゼロRS』は自然なS字ラインで、身体全体を優しく包み込む。自身に合うものを選べるのもアドバンテージといえるだろう。

 

 

edirb 0A1

 

 

 

 

XERO RS PLUS

 

 

 

 

 

XERO CS PLUS

 

 

XERO VS PLUS

 

 

■ブリッド TEL 052-689-2611 http://bride-jp.com

 

 

 

 






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