剛性・強度を高めたN-plusを軽量化 極限までパフォーマンスを追求『VOLK RACING CE28N-plus SL』CLOSE-UP WHEEL

CLOSE-UP WHEEL

 

RAYS 

VOLK RACING

CE28N-plus SL

 

剛性・強度を高めたN-plusを軽量化
極限までパフォーマンスを追求

 

Photos/小林克好，RAYS Text/鈴木 博，塚本剛哲

 

 

SEEKER FL5 CIVIC TYPE R

CE28N-plus SL　18× 9.5J inset 37 F +22㎜スペーサー R +5㎜スペーサー

N-plusのFL5用既存insetは53 45 38の3種類

PROXES R888R 265/35R18

 

 

開発テストが進んでいる

CE28の最高峰モデル

 

応力分散に優れる10本スポークがアイコンのCE28N-plusはCE28Nの大幅アップデートモデルとして、デザインを受け継ぎながら一昨年に登場。軽量・強度・剛性を高次元で満たしている。

 

スポーク断面と厚み。リムのプロファイルのほか、CE28Nから10箇所を数える変更点がある。高性能化が著しいスポーツカーの走りとタイヤのグリップに合わせ、全方位のパフォーマンスが一段と高められた。まさにFL5シビックタイプRは、CE28N-plusがターゲットに置く車種のひとつだ。

 

 

そして、2025年、CE28N-plusはさらなる進化を遂げる。東京オートサロンに参考出品されたCE28N-plus SLだ。かつてCE28Nから派生した軽量モデルCE28SLも現役続行中だが、こちらはCE28N-plusに対しての軽量モデルである点が異なる。極限のパフォーマンスを求める意欲作なのだ。

 

チューニングが施された部分は、ホイールセンター周辺とリム側の肉抜き。改めて強度・剛性とのバランスを解析し、削り込まれた。まだ、開発の最中であり、重量などの詳細はサイズやカラー展開とともに近日発表の予定。これが最終進化形なのだろうか？

 

N-plus もかなり軽量だが、さらなるパフォーマンスを追求した N-plus SL ではセンターサークルとリムのウェル部付近が肉抜きされる。なお、スポークに備わるブランドロゴは SL モデルのため、マシニング加工による切削でなく、ステッカーとなる

 

---

近藤エンジニアリング ZD8 BRZ

18×8.5J inset 45

MICELIN PILOT SPORT 4S 225/40R18

 

CE28N-plusは後発のブロンズが人気

 

タイムアタック、レース、ジムカーナなどで高い支持を得ている既存の N-plus には 2024 年 8 月よりブロンズが追加されている。ダイヤモンドダークガンメタとシャイニングブロンズメタルとの 3 色でレギュラーカラー

 

 

■レイズ TEL 06-6768-0019 https://www.rayswheels.co.jp/