今度のADVAN NEOVAはAD09に!大胆な非対称パターンで登場。設計の狙いは?

2021/12/10 08:31

 

 

横浜ゴムが、9年ぶりにネオバをモデルチェンジした。今度はAD09だ。「ADVAN NEOVA AD09(アドバン・ネオバ・エイディゼロキュウ)」とネーミングされ、2022年2月より発売となる。

 

サイズラインアップは275/30R20~165/55R15で、2022年末までに21インチまでを含む計60サイズを追加する予定となっている。価格はオープンプライス。

 

 

ADVAN NEOVA」は “ADVAN最強のストリートスポーツタイヤ”がコンセプト

 

 

非対称パターンとなり、アウト、イン側の指定はあるが、回転方向の指定はない。

 

レブ的な視点では、大きく負荷が掛かるセンターリブの角をあらかじめ面取りしてあることがとくにうれしいというもの。サーキットでスポーツ走行すると、タイヤはセンターリブが斜めに削れてしまいがちだが、ここが斜めに減ってしまうとレスポンスや操縦性に大きく悪化してしまうからだ。つまり、良好なハンドリングを長く楽しめるということ。

 

 

 

レブスピードでは、すでにAD09を筑波サーキットで全開テストを行っている。それも、A052と比較した。次号レブスピード3月号(2022年1月26日発売)で掲載するので、楽しみにしていてほしい。

 

 

<以下はリリースより抜粋>

 

AD09は「ADVAN NEOVA」シリーズの特長である“一番速く、一番楽しい”を継承しながら、ドライグリップ、コントロール性、耐摩耗性能のさらなる進化を追求した。

 

部材から再設計した新構造や、強さとしなやかさを追求した新プロファイルにより、高ケーシング剛性を実現。

 

また、専用の非対称トレッドパターンと粘弾性のバランスを追求した新コンパウンドを採用している。

 

これらにより、ラップタイムの短縮が期待できるドライグリップに加え、アマチュアドライバーを助ける優れたコントロール性、サーキット走行でも長く使用できる耐摩耗性能を実現した。

 

さらに、カスタムチューニングにおける外観も妥協なく追求し斬新かつ洗練された独自性の高いパターンデザインに加え、コントラストを鮮明にしたブランドロゴなどがカスタムチューニングカーに見合う“カッコよさ”を提供する。

 

「ADVAN NEOVA AD09」ウェブサイト





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