オリジナルパーツをフル投入!高みを目指しリスタートを切ったオートガレージMのZC33Sスイフトスポーツ

2021/07/25 23:50

オートガレージのZC33Sは、オリジナルタービン(ステージ1)で過給する200ps仕様。ホームの岡山国際サーキットは、1分46秒台が狙えるポテンシャルを持つ

 

 

オリジナルパーツをフル投入し、さらなる高みを目指す!

リスタートを切ったオートガレージMのZC33Sチューニング

 

Photos/加藤智充,竹内英士  Text/勝森勇夫

 

 

オリジナルパーツをフル投入し、さらなる高みを目指しリスタートを切ったオートガレージMのZC33Sチューニング。岡山国際サーキットで行ったシェイクダウンでのベストタイムは1分48秒9。その時にテストドライバーの阪口良平選手から指摘を受けた問題点を改善し、この日は四国から遠路、鈴鹿サーキットに乗り込んだ。

 

 

ブレーキは、エンドレスのシステムで強化。コーナー進入時のブレーキロックの症状には、パッドの制動力を弱めて対策。適正温度域の低下には、導風システムの新設で対応している

 

ブレーキの唐突なロック症状と、制御系のブーストのばらつきが、シェイクダウンで指摘を受けた要改善のポイント。前者はフロントブレーキの効きを弱めることで対策。一方後者は、制御データが一から見直しされている。ただ、三浦義博代表によると、後者に関しては、ZC33SのECUの解析が現在も思うように進んでおらず、まだまだ手探りの状態にあるらしい。

 

 

フットワークはオーリンズベースのオリジナルセッティングだ。バネレートはF:8㎏/㎜、R:10㎏/㎜

 

さて、走行を終えたテスターの阪口選手評価は……。

「ブレーキのロック症状は解消し、コーナリング姿勢も良くなった。フロントを軸に、クルマの向きを思い通りに変えられる、理想的なのハンドリングになった」と高評価だ。一方、ブーストのばらつきに関しては、残念だが本調子ではなかった様子。

 

フロントキャンバーは、これまでの3度20分から4度に変更。コーナーでの接地性向上を図った

 

 

 

■オートガレージM 香川県高松市上天神町751-7 TEL087-816-8777 http://autogarage-m.com/

 

 






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