意外な(?)チューナーによるNCロードスターの新提案
CAR PRODUCE ALTEX
カープロデュース アルテックス
岡山県岡山市東区東平島1171-3 TEL086-201-5021 http://altex001.com/
カープロデュースアルテックスのデモカーの一番の特徴は、他車の純正パーツを最大限に活用した、リーズナブルかつ手堅いクルマづくりだ。
まずフットワークは、NCロードスターチューンの定番となる、RX-8の純正アームを用いて強化。ロール剛性を高め、高速コーナーでのスタビリティを向上させている。このアームの流用チューンでは、リアのナックルアームもRX-8用に交換しているのがポイント。他のアームに比べると取り付け難度は高いが、「サスペンションジオメトリーに有効に作用し、トラクションが確実に高まる」と松野拓也代表はその機能に太鼓判を押す。ブレーキは、フロントをホンダのインテグラ(DC5)の純正ブレンボで、リアはRX8-用の純正システムで強化する。
サスはZEALベースのオリジナル仕様。アームはRX-8の純正に交換することでリーズナブルに強化できる。フロントロアアームはキャンバー調整を可能にするオリジナルの偏心ピロ仕様だ。デモカーはリアのナックルアームもRX-8純正に交換済み。バックプレートを装備するリアのブレーキシステムがその証だ。アライメントはキャンバーが前後3.5度。トーはフロントが±0、リアはINに0.5㎜。
エンジン本体はカムのみ交換。吸排気の効率化とエピファンによる現車合わせセッティングで、8000rpmまでスムーズに回るエンジンに仕上げる。
エキマニとキャタライザーはHKSでチューン。排気系は高回転域での抜けを重視したセッティング。
エンジン性能を生かし切るためにチューニングされたミッションは、純正5速にボンゴ用のファイナルギア(4.77)を組み合わせたフルクロス仕様。ちなみにミッションのギア比は、純正6速ミッションにRX-8のギアを組み合わせてクロス化させる方法もあるとのこと。さらに駆動系では、S2000の純正トルセンL.S.D.の流用も可能。「デモカーは機械式ですが、快適性重視の人には、そちらもオススメ。もちろん出費も抑えられます」と松野代表は話す。
ブレーキは、フロントをホンダのインテグラ(DC5)の純正ブレンボで、リアはRX8-用の純正システムで強化している。オートプロデュースアルテックスのデモカーは、財布にやさしい流用技の宝庫。お手本にしないテはない。
<カープロデュース アルテックスNECE SPEC>
■NCロードスター(中期型) ■エピファンECU ■HKSエキマニ/メタルキャタライザー ■ZEALアルテックスSPEC車高調+スイフトスプリング(F&R 12㎏/㎜)、RX-8用アーム、アルテックスオリジナルピロ ■インテグラDC5用ブレンボキャリパー+324φローター(F)、 RX-8用リアブレーキシステム、IDI D700ブレーキパッド(F&R) ■ORC強化クラッチ/フライホイール、クスコRS 2way L.S.D. (4.77ファイナル)■ADVAN A052(F&R:245/40R17) ■VOLK RACING CE28(F&R:17×9J 45)■ガレージベリー フロントバンパー、ボルテックス GTウイング ■ブリッド ジータⅣ、タカタシートベルト
■カープロデュース アルテックス 岡山県岡山市東区東平島1171-3 TEL086-201-5021 http://altex001.com/