Kansai SERVICEのGRヤリスGen.2用ECUが完成! 鈴鹿での最終確認走行で6速MTのRZが2分20秒台

2026/04/03 08:26

Kansai SERVICEのGRヤリスGen.2用ECUが完成

鈴鹿での最終確認走行で6速MTのRZが2分20秒台

 

 

定期的に催されているカンサイサービスの鈴鹿サーキット走行会。3月12日の2026ラウンド1にはGRヤリスGen.2 RZ(6速MT)、GRヤリスGen.2 RZ(DAT)、FL5シビックタイプR、ZC33Sスイフトスポーツの4台のデモカーを持ち込んだ。レーシングドライバー末廣武士がそれらをテストドライブ。各車に施されたチューニングの効果を確かめたわけだが、ここではその内容について詳しくお届けする。まずはGRヤリスGen.2 RZ 6速MT車から。

 

テストドライブ担当は末廣武士。スーパー耐久などで活躍中。GRヤリス6速MT車はフロントだけを新品のA052に履き替えてのタイムアタックも行った。

【おもな仕様内容】

■HKSコールドエアインテーク フルキット ■HKSメタルキャタライザー ■HKSスーパーターボマフラー ■HKSオイルクーラーキット ブラック ■HKSインタークーラーキット ■HKSインタークーラーパイプキット ■HKSウォータースプレーブラケット ■KansaiスポーツECU ■HKSハイパーマックスR ■EXEDY UF-EVOクラッチセット ■CUSCOフロントL.S.D.タイプRS ■CUSCOリアL.S.D.タイプRS ■Projectμ FORGED SPORTS CALIPER 6/2Pistons ■Projectμ HC CS18ブレーキパッド ■Kansaiフロントタワーバー ■RECARO RSS/SR-S ■WILANSレーシングハーネス ■KansaiスポーツステアリングホイールVer.2 ■Kansaiフロアマット ■Kansaiフロントフック ■Kansaiカーボンエンジンフード ■Kansai FRPフロントセンターリップ ■Kansaiカーボンフロントカナードフィン ■Kansaiカーボンサイドステップ ■Kansaiリアカナード ■Kansaiカーボンリアゲートスポイラータイプ2 ■Kansaiリアゲート補強ブロック ■Kansaiカーボンリアアンダースポイラー ■ADVAN A052 255/35R18 ■ADVAN Racing RSⅢ 18×9.5J inset 45

 


 

HKSコールドエアインテークキット、メタルキャタライザー、スーパーターボマフラーによる吸排気チューンをKansaiスポーツECUでトータル制御。

 

 

インタークーラーやオイルクーラーなどの冷却系も強化を施して。最大ブースト2㎏/㎠では最高出力370ps、最大トルク54.9㎏-mを計測。

 

 

今回はECU書き換えによる不具合がサーキットでも起きないかの最終確認だ(シャシーダイナモやストリートでは出ないことを確認済み)。「トルクリミッターが介入しないことの確認が先決で、細部の煮詰めはこれから。しかし、数値的にも仕上がりは上々」と向井敏之代表。

 

 


 

 

 

車高調サスキットはHKSハイパーマックスRを装着。鈴鹿を走るにあたって、パッドのみでは厳しいと感じていたブレーキはフロント6POT、リア2POTのProjectμフォージドスポーツキャリパーに交換。パッドはコントロール性に優れたHC CS18を組み合わせる。

 

 

 

フロント/リアのL.S.D.はGen.1のRCでとことんやってきたセッティングをGen.2用にアレンジ。

向井代表は「フロントはカム角45°ときつめで、ディスクもフルに重ねているが、イニシャルをちょっと下げて、バキバキいわないようにしている。GRヤリスのキモはリアで、いろいろ試したが、1wayでカム角は秘密というのが現状。ディスクはフルで組んでいるが、効き過ぎによるプッシュアンダーステアにならないよう、工夫を凝らしている。フロントで引っ張ってからリアが効く……みたいなセッティングにしている」と少しだけ種明かし。

 

 

コクピットにはKansaiスポーツステアリングホイールVer.2が備わる。フレームは5mm厚のA6061アルミ合金で、スエードのΦ350。専用の刺繍が施されている。ちなみにVer.3はブラックレザーのΦ330で、ディープコーンタイプだ。

 

 

1回目の走行でECU書き換えによる不具合が出ないことが確認できると、2回目はフロントタイヤを新品のA052に履き替えて、タイムアタックを行った。気温が高く、完全なクリア状態で走れたわけでもないのだが、2分20秒444の好タイムを刻む。

 

「ギア比の関係なのか、DAT車より加速がまったり感じる。しかし、気づくとスピードは出ているといった感じ。扱いやすさを備えたパワーアップ。S字がバッチリ決まる足まわりはデグナーの2つ目やヘアピン、スプーンなど、しっかり減速させて入るコーナーでアンダーステアが出る。硬くするとよくなくて、ストロークが大事と改めて感じた次第。ブレーキはフロントが効き過ぎるが、パッド選択で解決できるだろう。キャリパーの容量アップは頼もしい限り」と末廣テスター。「現状でも2分19分台には確実に入るが、セッティング次第ではその上も狙える」という。

 

向井代表によると「問題なかったKansaiスポーツECUはカスタマーに提供可能」「Projectμのビッグキャリパーキットはオススメで、ドライバーに合わせたパッド選択を提案できる」とのことである。

 

 


■カンサイサービス 奈良県奈良市小倉町1080 TEL 0743-84-0126

https://www.kansaisv.co.jp

 

 

Photos/清水良太郎 Text/村田純也

 






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