進化型GRカローラ(3月3日発売)は「サーキットモード」を設定。アンチラグの強弱も調整可能に。ボルトやスタビなど従来車に向けたアップグレード部品セットも用意
進化型GRカローラ(3月3日発売)は「サーキットモード」を設定。アンチラグの強弱も調整可能に。
ボルトやスタビなど従来車に向けたアップグレード部品セットも用意
トヨタは進化型GRカローラを3月3日より発売する。
高速コーナーでの旋回性能、加速性能や冷却性能などを見直し、GR-DAT車を追加設定した。また、よりスポーティで上質感のある内装にこだわったSPORT Package仕様(6MTおよびGR-DAT車 セミバケットシート/スエード巻きハンドル&シフトノブ/手動ハンドブレーキ)をメーカーパッケージオプション設定。
<サーキットモード>
「サーキットモード」も新たに採用。国内の対象サーキットや施設にて、アンチラグ制御の追加やスピードリミッター上限速度の引き上げなどの機能が有効となる。GPS による位置判定および専用アプリでの操作により、シフトタイミングやエンジン回転数を直感的に示す専用メーター表示に切り替わる。
●アンチラグ制御
特定エンジン回転数領域における加速性能向上のため、ターボラグを低減。強度レベルを無/弱/中/強から選択できる
●スピードリミッター
上限車速を引き上げ
●クーリングファン
ファン出力を最大化し、エンジン水温の冷却を促進
●シフトタイミングインジケーター
アプリで設定したシフトタイミング回転数(4000~7000rpm)にて、シフトインジケーターをメーターに表示。最適なシフトタイミングを視覚的に伝達・サポートする。
表示方法は、一般的なタコメーター同様にギア比に連動した方式と、事前に設定したシフトタイミングまでの秒数に基づいて表示させるタイムカウント方式を選択可能
<従来モデル車に向けたアップグレード用のパーツ設定>
従来モデル車のカスタマーも「進化型GRカローラ」の性能の一部を体感できるアップグレード用のパーツを購入できる(発売時期は2025年夏頃を予定)。それらの部品を装着するうえで最適な車両バランスとなる組み合わせ、および変化を体感しやすい装着順を提案している。
<アップグレードSTEP① 締結剛性向上ボルトセット>
クルマとの一体感のさらなる進化
ステアリングコラム×インストルメントパネルリインフォースメント
・直進安定性の向上
・ステアリング操作に対するダイレクト感の向上
リヤショックアブソーバー×ボディ
・ステアリング操作に対するリヤのグリップ感を向上
<アップグレードSTEP②旋回性能向上サスペンションセット>
コーナーでさらなる速さと安定性を発揮する旋回性能を実現
ロアアーム×ロアボールジョイント
・ステアリング操作に対する応答性向上
リバウンドスプリング付きフロント・リアョックアブソーバー
・旋回中の車両安定性向上
リアスタビライザー
・車両のコントロール性を向上
リアコイルスプリング
・車両のコントロール性を向上