スープラ(3.0L)の一部改良モデルとともに、現行スープラ生産終了の集大成として“A90 Final Edition”を限定発売! オイルパンバッフルや低背圧キャタ、チタンマフラー、KWサス、ピロも備える。
2024/11/29 12:49
- CATEGORY : Supra
TOYOTA GAZOO Racingはスープラ(3.0L)の一部改良モデルを発表した。それとともに、現行スープラ生産終了の集大成として“A90 Final Edition”を限定発売(グローバルで300台)。オイルパンバッフルや低背圧キャタライザー、チタンマフラー、KWサス、ピロ、強化ラゲージクロスバーも備えたモデルとなる。
<スープラ(3.0L)一部改良モデル>
<スープラ(3.0L)一部改良モデルの概要>
・新しいシャシーセッティングに伴いアクティブディファレンシャルの制御を最適化。
・ 電子制御の減衰力調整式ダンパーの特性を見直し、合わせてフロントスタビライザーも強化。
・ 前後スタビライザーブラケットにアルミ強化品を採用。また、フロントコントロールアームに強化ゴムブッシュを、リヤサブフレームに強化ゴムマウントを採用。
・前後のキャンバー角を見直し。
・フロントに大径 brembo 製ディスクブレーキを採用。
・リヤ床下ブレースの構造を強化。
・EPS 制御を最適化。
・ダックテールカーボンスポイラーの採用。
<“A90 Final Edition”>
<“A90 Final Edition”の概要>
・6MTのみ。
・吸気経路を見直し、低背圧触媒を採用することで圧力損失を低減。
・エンジン制御を最適化して285kW(387PS)から 320kW(435PS)へ、トルクを 500N・m(51.0kgf/m)から 570N・m(58.1kgf/m)へ向上。
・ エンジンオイルパンにバッフルプレートを追加。高 G 域でのオイルの偏りを防止。
・強化ラジエーター冷却ファンを採用し、サブラジエーターを追加。
・ディファレンシャルギアカバーの冷却フィンを大型化。
・アクラポヴィッチ製チタンマフラーを採用。
・フロントに brembo 製 19 インチブレーキと高 μ ブレーキパッド、前後にフローティング構造のドリルドディスク、ステンレスメッシュのブレーキホースを採用。
・GR Supra GT4 と同様のKW 製サスペンション(伸び側 16 段、縮み側 12 段の減衰力調整式)を備え、前後スタビライザーを強化。
・フロントロアアームに強化ゴムブッシュ、フロントコントロールアームにピロボールジョイントを採用し、リヤサブフレームをGR Supra GT4 と同じアルミリジッドマウント化。
・ フロントカウルブレースを強化した上で、フロント床下ブレースを追加。リヤ床下ブレースの構造を強化し、室内には強化ラゲージクロスバーを採用。
・EPS 制御の最適化。
・10mm 拡幅したハイグリップタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT CUP 2」を採用。
・ フロント 19 インチ、リヤ 20 インチの軽量ホイールには TGR のロゴを刻印。
・GR Supra GT4 の開発を担当する TOYOTA GAZOO Racing Europe(TGR-E)が空力性能開発を担当。カーボンフロントスポイラー、カーボンフロントカナード、フロントセンターフラップを備え、スワンネック構造のカーボンリヤウイングを装備。
・レカロ製カーボンフルバケットシート「RECARO Podium CF」を採用。