GCGターボ DB42 スープラRZ「巨大な空力パーツで武装したハイフローターボの開発車両」REVSPEED筑波スーパーバトル

2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

GCG TURBOS

DB42 SUPRA

GCGターボ
DB42 スープラRZ

 

巨大な空力パーツで武装した

ハイフローターボの開発車両

 

タイム 1’00.005

クラス オープン-FR

ドライバー アンダー鈴木

タイヤ POTENZA RE-12D  (F&R: 285/35R19)

 

■車両重量 1542kg ■最高出力 570㎰ ■最大トルク 91kg-m ■ブースト 1.7kg/㎠ ■GCG ビレットフロー570タービン ■レボリューション カーボンラムエアーインダクションボックス ■レボリューション キャタライザー ■ECU Bootmod3 カスタムチューニング ブーストコントローラー ■レボリューション ダブルアッパーマウントサスキット ■ENDLESS ブレーキパッド ■VOLK RACING TE37ULTRA (F&R:19インチ) ■アンダー鈴木 アンダーパネル/GTウイング

 

ハイフロータービン開発のために製作されたGCGターボのデモカー。巨大なGTウイングやフロントディフューザーを追加するなど見た目は派手でオープンクラスでの参戦だが、エンジン本体や補機類はノーマルのまま。マフラーすら換えていないというから意外なスペックである。

 

じつは筑波スーパーバトル当日がシェイクダウン。ぶっつけ本番でアタックに挑んだ。ステアリングを握るのは最速のシルビア乗りとして名高いアンダー鈴木。しかし走行中にたびたび電子制御が介入。過給圧1.7kg/㎠のローブーストだと問題なく走るが、要求トルクを高めてさらにパワーを引き上げようとすると、エラーが発生してしまった。

 

燃料ポンプの容量が足りていないのか、ECU制御の問題なのかは不明だが、本領発揮とはいかずベストタイムは1分0秒台にとどまる。とはいえ、使用したのはユーズドタイヤでこのタイムの達成だ。

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

600㎰前後まで対応する試作ターボをセットしてきました

 

「このデモカーに装着したハイフローターボは、コンプレッサー側のブレードを5〜6㎜大きくしたもの。500㎰後半〜600㎰に対応するポン付けモデルです。そのほかレボリューションのラムエアーインダクションボックス&キャタライザーで吸・排気効率を高めていますが、燃料ポンプはノーマルのまま。シェイクダウンなので、タイムはこれからですね」

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた?

電子制御の使い方に慣れる必要もある!?

 

「いろいろな電子デバイスをOFFにしなくてはならないのですが、操作がわからずに慌てました。今回はモアパワーを狙っていろいろとテストしましたが、ハイフロータービン仕様の本領発揮とはなりませんでした。ターゲットとしていた57秒台には遠いですが、まだまだタイムを短縮できる要素はたくさんあります。今後の進化に期待していてください」(アンダー鈴木選手)

 

 

純正の電子制御を活かしたまま車高調整が可能なレボリューションのダブルアッパーマウントサスキットを装着。快適性を損ねずにサーキットでの走りにも対応する

 

スプリングレートは、フロントが6kg/㎜で、リアは10kg/㎜→26kg/㎜のバリアブルレート。装着タイヤはユーズドのポテンザRE-12Dで、サイズは275/35R19だ

 

強力なダウンフォースを生み出すアンダーパネルは、アンダー鈴木選手のお手製。翼端板はドライカーボン製の本格派。筑波をタイムアタックするならと、急きょ装着した

 

ドライカーボンのGTウイングは2枚板タイプ。しっかりと車体にマウントされており、高速コーナーやブレーキング時の安定性を高められる

 

 

 

■GCGターボ TEL043-216-4921 https://www.gcgturbo.co.jp/

 

 






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