「梅田剛の予選車載とロガーも公開!」レブスピードの六大会連続ポールと、新型NR-Aと、カーボンニュートラル燃料と、ギネス世界記録への挑戦と。【第35回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース】

2024/10/16 13:15

 

梅田講師のポール車載映像とロガーデータを公開

 

 

レブスピード『R会』の名物講師 梅田剛の本業は医師。本イベントでの「ふれあいタイム」では、「梅田先生」に変身してもらい、「美容相談」(ドラテクから美容まで)を実施。レブスピードのピットに相談に来られた方は、ワゴン車の中で個別相談を行った。

 

 

と、その「美容相談」の合間に予選前は梅田講師自ら空気圧を調整。パーティレース仕様の装着タイヤはアドレナリンRE004のワンメイク。空気圧は2.7㎏/㎠をターゲットに合わせて予選アタック。予選後にピットに戻った温間時に4輪すべて2.7㎏/㎠に合わせて決勝に挑んだ。

 

 

 

 

その予選の正式結果は1’11.623(デジスパイス表示は1’11.621)。満タン、タイヤ10部山であることを考えると、脅威的なタイムだ。

 

 

タイムアタックは3周行った

 

 

梅田講師の車載映像を観る前に、まずは上のデジスパイスのログデータから、アタックした3周のタイムの推移を覚えておいてほしい。ベストタイムは計測2周目だが、セクタータイムを見ても、やはり冷えている1周目がタイムが出るということ。1周目のセクター1で1コーナーを立ち上がってからシフトミスがあり、タイムロスしていた。これがなければ、もっとタイム更新していたはず。

 

 

また、1周目は、前日の練習走行よりもグリップ感がなく、突っ込みすぎになっていたという。そこで、2、3周目と乗り方を補正していたが(これが車載映像でよくわかる)、冷えている1周目のタイムには敵わない。1コーナーのターンインでの挙動、最終コーナーのボトムの違いにも注目したい。

 

クルマでいえば、ロードスターは他のスポーツカーより熱ダレによる制御介入の影響がほぼ見られず、タイム落ちもコンマ1〜2秒と最小限。腕を磨くためのスポーツドライビングのベース車として最適な相棒であるのは、歴代ロードスターで変わらずである。

 

 

 

 

ポールポジションを得た3周の車載映像

 

(中央をクリックすると動画が再生されます)

 

 

 

 

梅田講師 予選 デジスパイスⅣのデータのダウンロードはこちら

(圧縮ファイル内に、1周目、2周目、3周目のデータが入っています。解凍してデジスパイスⅣ対応のソフトウエアでご覧ください)

 

 

 

 

 

今回もポールポジションで恒例の選手宣誓を行い、ブリヂストン賞もゲットした梅田講師

 

 

車載を改めて観た梅田の後日コメント 

「やはりタイヤの美味しいところは1周目ということですね。1周目で出せなかったことに悔いが残ります。

前日の走行のイメージよりブレーキが効かず、1コーナーで突っ込み過ぎました。次のコーナーからは気持ち早めにブレーキを踏み始めて対応しています。

 

車両の安定性が高く、進入でややアンダー傾向だったので、少し前荷重多めでアンダーを消すように初期の舵角を速くしてます。

 

最終コーナーではブレーキの踏み始めはもちろんですが、リリースの際に、急激な荷重変化がないように意識してゆっくりブレーキを緩めました。極力、リアを流してカウンターを当てるロスがないように、早め早めに微修正を行ないました。

 

ブレーキのタイミング、ハンドル切り始めのタイミングなど、少しづつアジャストして3周目の走りがベストでしたが、タイヤのタレがあり、ベストタイムは2周目となりました。

 

最新型のNDは極めてよい仕上がりで、クリップ付近の舵角の追従性が高く、出口に向けてハンドルを足すと素直に曲がります。修正舵が少なくなったと思いますし、より限界域で走れたと思います」(梅田剛)

 


というわけで、この車載とデータを研究して、梅田講師の走り方をコピペすれば、誰でも来年はポールの可能性がある!?

 

いや、そんなリザルトにこだわらずとも(いちばんこだわってるよwと自己ツッコミ)、ロードスターでサーキットを走るのはやはり楽しい。新型ロードスターは、安心感に走る歓びが深まっていることを確信。新型ロードスターで、走り終わったら操縦性の感想などをいい合う。そんな代わりばんこの新型4時間試乗会はクルマ好きにとってサイコーに楽しい時間だった!

 

マツダの毛籠 勝弘代表取締役社長兼CEOは気さくに各ピットを訪れて交流を深めてくれた。そして「人馬一体ロードスター」のマツダ社内チームで一緒に走ってコース上でも交流

 

 

 

 

このレースに関わるすべてのみなさま、お疲れ様でした!

 

 

 

最後にリンクです

 

マツダオフィシャルURL メディア対抗ロードスター4時間耐久レース

 

第35回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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