レーシングファクトリー リボルバー AP1 S2000「熟成が進むL.S.D.チューニング。OS-FR7ドグミッションはNOB谷口も絶賛の完成度!」
RFR(レーシングファクトリー リボルバー) AP1 S2000
熟成が進むL.S.D.チューニング
OS-FR7ドグミッションはNOB谷口も絶賛の完成度!
Photos/稲田浩章,清水良太郎 Text/勝森勇夫
RFR(レーシングファクトリー リボルバー) AP1 S2000
エンジンはオリジナルのキャパシティアップキットでチューニングした2.5ℓ仕様。RFR のS2000(AP1)は今回、デフと、ドグミッションをアップデート。岡山国際サーキットでシェイクダウンテストを実施した。
デフのアップデートポイントは、使用する2way L.S.D.(OS技研デュアルコアL.S.D.)の、ニュートラルゾーンの拡大。アクセルON/OFFいずれも、デフの効き(ロックするタイミング)を少し遅らせ気味にセッティングすることで、旋回性とトラクション性能のレベルアップを狙う。
一方、ドグミッション(OS-FR7)は、ストリートユースが可能な洗練の操作フィーリングに合わせて、シフトまわりの見た目も、自然な街乗り仕様にカスタム。RFRの現在田昌弘代表は、「『ドグミッション=ハードなレーシングパーツ』というイメージを一新したい」と話す。果たして、試乗した谷口信輝選手の感想は……。
「めちゃくちゃよい! とにかくドグミッションのフィーリングが最高だ。ギアの入りが自然で、ストローク感もちょうどよい。これまで多彩なドグミッションを操作したけど、初めて『自身のクルマにも付けたい』と、思ったよ。これなら街乗りも、本当に苦にはならないはず」と、開口いちばん、まずはミッションのデキを大絶賛。
一方、デフの特性に関しては、「狙いはわかる。ただ、自身には、このパーシャル領域は広過ぎるカンジ。蹴り出しが甘い時があった」とコメント。ただ、このあたりはスキルによって最適セッティングが異なる。正解はなく、好みに合わせる方向でよい、とも話した。
ロックするタイミングを調整し、パーシャル領域を広め、旋回性を高める。OS技研のデュアルコアL.S.D.ならではのセッティング。タイミングが変わっても100%ロックの機能が変わらないところもポイントだ
谷口選手に「ほしい」と思わせたほど、絶品の操作性を見せる、OS技研の7速シーケンシャルドグミッション。とくに、S2000用はボルトオン搭載可能な親切設計。チューナーにとっての扱いやすさも絶品なのだ
シフトノブを、一般的なHパターンライクにカスタム。室内の自然さは、逆に操作にとまどいそうなくらい。シフトフィールは、ゲームのそれを連想させるほどのスムーズさ!
シフトインジケータを、視線を変えずに確認できるダッシュボードに設置。谷口選手によると「シフト回数が増えて大変。でも、それすらもこのミッションは楽しく感じさせてくれるんだ」と好評コメントは止まらない
<レーシングファクトリーリボルバー S2000(AP1)>
■RFRオリジナル2.5ℓKIT(最高出力/310ps 最大トルク/35㎏-m以上)、スカンク2:ビッグスロットル(φ70㎜)、サード:燃料ポンプ(295cc)、ハルテックECU、■ワンオフエアクリーナー、J’sレーシング:エキマニ(加工)、HKS:スポーツキャタライザー、RFRオリジナルマフラー(メインφ76.5㎜)■純正コア増しラジエーター、HPI:オイルクーラー■OS技研:FR7ドグミッション/ツインメタルクラッチ/デュアルコアLSD■オーリンズRFRスペックダンパー+カヤバ:スプリング(F:30㎏/㎜、R:28㎏/㎜)、ピロロアアーム(F/R)、ピロトーコントロールロッド■ブレーキパッド:(F)アドヴィックスCC、(R)IDI GT2+ ブレーキローター:(F)アドヴィックスφ355㎜、(R)オートガレージM/φ340㎜、キャリパー:(F)アドヴィックス■ADVAN A052(FR:265/35R18)■VOLK RACING TE37 SL(FR:18×9J inset45)■ボルテックス:フロントスポイラー/GTウイング(1600 typeⅡ)■ブリッド:ジータⅡ
■レーシングファクトリーリボルバー 岡山県岡山市北区高柳東町8-23 TEL086-364-4495 https://rfr.jp