オートガレージM ZC33Sスイフトスポーツ「220psが狙えるオリジナルタービンを備え、直噴を活かし切る空燃比に」REVSPEED筑波スーパーバトル

2022/01/20 00:00

AUTHOR : REV SPEED
CATEGORY : SWIFT　筑波スーパーバトル
TAG : スイフト　スズキ　 AUTOGARAGEM　筑波スーパーバトル2021

2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

AUTO GARAGE M

ZC33S　SWIFT Sport

オートガレージM
ZC33S　スイフトスポーツ

220psが狙えるオリジナルタービンを備え
直噴を活かし切る空燃比に

タイム　1’03.176

クラス　ストリート-レーシングラジアル-FF3

ドライバー　大井貴之

タイヤ　ADVAN A08B（R:SPEC G) 　F:225/45R17 R:215/45R17

■車重 967㎏ ■最高出力 215ps/5600rpm ■最大トルク 33㎏-m/4400rpm ■ブースト 1.4㎏/㎠ ■AGM オリジナルタービンキット ■HKS フラッシュエディター ■トラストパワーエクストリームR マフラー ■トラストフロントパイプ ■HKS メタルキャタライザー ■HKS インタークーラー ■HKS オイルクーラー ■K&G アルミラジエーター ■OS GIKEN デュアルコアL.S.D. 1.1way ■R’s フライホイール ■AGM オーリンズAGM ver車高調 ■ハイパコスプリング(F:8㎏/㎜、R:10㎏/㎜) ■クスコスタビライザー（F&R） ■エリアスポーツアッパーマウント ■ENDLESS フロント4POTキャリパー/φ294ローター ■ENDLESS ブレーキパッド(F:SSM PLUS R:cc-Rg） ■APP ブレーキホース ■ENKEI PF09 (F:17×8.0J 35 R:17×7.5J 45) ■トラストフロントスポイラー/リアウイング ■AGM FRPボンネット

オートガレージMのデモカーZC33Sは、筑波は初走行となる。高風量のオリジナルタービンキットが組まれ、最高出力はシャシーダイナモで215㎰。ECUにはHKSのフラッシュエディターにより、直噴を活かし切る空燃比の補正データや、制御系のお仕置きモードから逃げる対策などが盛り込まれている。そんなエンジン性能をタイムにつなげるべく、冷却系はフルに手が入る。

そして、駆動系はL.S.D.がOS技研のデュアルコア1.1way。効きを緩めに調整し、より旋回しやすくしている。カナメの車高調は、オーリンズベース。軽量なZC33Sで積極的にストロークさせ、過度なロールも抑える。フロントロアアームのピロブッシュ化も併せ、低いバネレートで走れるカスタマー向けだ。

当日は大井選手がぱっと乗って1分3秒176、ホームコースのTSタカタや岡山国際で鍛えた脚力を直ぐに現した。次は1分2秒台の合戦へ、アクセルを踏み込む。

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

タービンは220㎰が狙えるオリジナルです

「筑波の経験は多数ありますが、スーパーバトルにZC33Sで参戦するのは初めて。エンジンはカスタマー仕様より高出力で、220㎰が狙えるオリジナルのポン付けタービンを組んできました。吸気、排気の羽根を大きくしています。K14Cの燃料系はノーマルの直噴では吐出量が一杯、高回転の空燃比はどうしても薄くなりがちですが、トラブルが出ない範囲に調整しています」（オートガレージM 　三浦義博代表）

ドライバーはこの車両をどう走らせた？

6000rpm手前のシフトがタイムにつながった

「本番で初めて乗った。サスはA08Bのグリップがうまく使え、リアにSPEC Gも履いていたから、安心して、楽にいけた。タイムにつながるパワーバンドを探りながらの走行になったが、結果的に6000rpm手前のシフトを試したヒート1の2Lap目がベスト。筑波初投入で、走り始めから1分3秒台が出るんだから、クルマがデキているといえるね」（大井貴之選手）