制動力強化はもちろん熱害軽減にも貢献。六ッ美瀬戸自動車がS2000リアブレーキ容量アップKITをリリース！

六ッ美瀬戸自動車　S2000・リア用320φビッグローターKIT

S2000（AP1/AP2）に適合。純正キャリパーや使用中のブレーキパッドをそのまま流用できるのでローコストだ。パッドの負荷も軽減する

S2000は動力性能に比較し、ブレーキ性能が低め。サーキットを走るなら制動力の強化は必須とされる。

六ッ美瀬戸自動車が開発したリア用ビッグローターKITは、S2000のリアブレーキを手軽に容量アップできるアイテムだ。

純正のキャリパーを流用しつつ、ローターをφ320㎜に大径化することができる。ブレーキのコントロール性向上という面でも、ローターのキャパシティーアップは効果大。ローターは2ピースタイプ。S2000の弱点である「リアのハブ周りへの熱害」も考慮した設計だ。

先発のフロント用は、SPOON製のキャリパーとφ320㎜のローターの組み合わせ。純正ローター（φ300㎜）を使うよりも、余裕があり、キャリパーの性能がより生かせる。

六ッ美瀬戸自動車のS2000用ブレーキパーツといえば、SPOON製のキャリパーにφ320㎜のローターを組み合わせた独自開発の大容量ブレーキKITが好評だが、今回のリア用の追加で、フロントの性能もより引き出せるようになった。開発を手がけた瀬戸貴巨さんも、「一番の目的はフロントの容量アップKITとのバラスを取ること」と話す。

リア用のビッグローターは、ベルハウジングとローターを別部品で構成する2ピースタイプを採用している。熱害の軽減という点でも機能性が大だ。サーキットを走ると、リアのハブ周りに熱害によるトラブルが発生しやすいS2000だけに、導入するメリットは、ある意味フロント以上かもしれない。

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