高い安全性のリチウムフェライトを採用!軽量化とロングライフは大きな恩恵『MEGA.LiFe Battery MV-19R』
2020/09/28 13:38
- CATEGORY : ニューパーツ
高い安全性のリチウムフェライトを採用!軽量化とロングライフは大きな恩恵
『MEGA.LiFe Battery MV-19R』
価格:86用 5万4120円(税込み) ※他の車種用の価格をはじめ詳細は下記のwebを参照
■MEGA-LIFE Japan /株式会社スマートビジョン TEL03-3221-0320
www.megalife-battery.jp
緊急用サブバッテリーの搭載も大いなる安心感を生む
リチウムイオン電池は、スマートフォンなどのバッテリーとしても使われているように、エネルギー密度が高いため、同じ量の電気を貯めたいときには小型&軽量化が可能。また放電面でも、一般的な鉛蓄電池と比べると、高いレベルの放電を最後まで続けてくれる、という特徴がある。そのためバッテリーをリチウムイオン電池に交換すると、インジェクターや燃料ポンプといった、電気で動いているパーツがつねに正確、かつ高品位な仕事をしてくれる。
しかし弱点もある。それは衝撃を受けると発熱する恐れがある、ということ。その弱点を改善したのが、Li-Fe(リチウム・フェライト)バッテリーだ。正極にリン酸鉄リチウムを使用したこのLi-Fe バッテリーは、衝撃を受けても発熱しにくく、またサイクル寿命に優れている。ただし、過放電や過充電に対する弱さは、リチウムイオン電池共通のもの。それをカバーするため、このメガライフバッテリーは、内部に充放電管理を司るマネージメント回路を内蔵し、つねに適切な充放電を行っている。
さらに、一挙に電圧が下がるリチウムイオンバッテリーの特性を考慮し、緊急ボタンを押すと作動する、予備バッテリーも搭載。この予備バッテリーは、充電された状態で、普段は回路から切り離されている、いわば予備タンクのようなものだ。
プラス端子の左にあるボタンが、緊急用予備バッテリーへの切り換えスイッチ。これを押すと、充電状態で回路から切り離されている予備バッテリーが使えるようになり、いつもどおりエンジンが始動し、走行できる
軽さは速さを得るための大きなポイント
編集部86 は寒冷地仕様でバッテリーが大きく重い。BRZ は全車が寒冷地仕様で、これと同じバッテリーとなり、その重さは約14kg。それに対してメガライフバッテリーは約4kg。約10kg の軽量化を実現。86 の通常仕様ではここまでの差はないが、大幅な軽量化が可能だ
取り付ける場合はステーの形状に注意を
今回セットしてみた86 寒冷地仕様の場合、バッテリートレーとステーを通常モデルに変更する必要がある。BRZ も同様と思われるが、購入する際には、自車のバッテリーサイズにマッチしたものを、正規販売店で購入するというのがオススメだ