ニュル最速FF車がついに上陸！

　今年6月にまたしてもルノー・メガーヌR.S.が偉大な記録を打ち立てた。ニュルブルクリンク量産FF車最速の壁であった8分台を大幅に切る、7分54秒36を叩き出したのだ。ルノージャポンはこのニュル最速FF車とまったく同じ仕様である限定車「メガーヌR.S.トロフィーR」を9月30日に発表した。

　トロフィーRは2シーター化や5000rpm以上でのトルクの落ち込みを抑えるエンジンチューンにオーリンズ製のコンポジットフロントスプリングなどの専用装備を採用。またタイヤにはミシュランと共同開発したパイロットスポーツカップ2を履く（なんと外側がソフトコンパウンド、内側はハードコンパウンドという仕様！）。

　世界で250台の限定発売となるが、日本には60台を導入するという力の入れようだ。気になる価格は499万円。

　また、発表会にはF1ドライバーのパストール・マルドナド（ロータスF1）と元プロ陸上競技選手の為末大さんがゲストで登場し、”最速”をテーマにトークショーを行なった。