カッコいいプロショップのプロ工具(SST) その2

2013/11/07 10:38

ガレージ北関東

以前この編集部だよりで、ブレーキメーカーENDLESSの吉田サンが使っていた改造版のシザースジャッキを紹介しました(よろしければ過去記事を参照してください)。
今回もジャッキまわりのネタなんですが、こちらはガレージ北関東の酒田サンが使っていった、純正パンタジャッキが使いやすく改造されたものです。
車高の低いクルマだとシザースジャッキが入らないこともあるので、そういう時には純正が便利なのですが、どのメーカーのものも上げ下げのしにくさは、ご承知の通り。
そういった理由からだと思いますが、酒田サンの純正パンタジャッキにはソケットレンチのコマが溶接されて、ラチェットで素早く上げ下げできるようになっています。

ガレージ北関東

と、ここまでなら「あ、たまに見かける奴だ」で終わるのですが、もう一度写真をよーく見てください。
ラチェットのコマとジャッキの間、そして下に転がっているディープソケットも、中間にパイプを溶接して長くしてあります。
この真ん中のヤツ、どこかで見覚えがありませんか? ピンと来た人は相当なチューニングフリークですね。
答えはピストンとコンロッドをつなげている『ピストンピン』なんです。
なーるほど、こういったものならチューニングショップの廃材入れによく転がっています。普通はクズ鉄回収か産廃として捨てられる運命ですが……プロっぽいエコロジー&リサイクル、これまたカッコいいと思いませんか?(モリタ)






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