2.3ℓエンジン+大幅軽量化で打倒GR86を目指す「アライズモータースポーツ NCEC ロードスター」

2026/01/22 15:56

アライズモータースポーツ

NCEC ロードスター

 

2.3ℓエンジン+大幅軽量化で
打倒GR86を目指す

 

 

オーナー自身のドライブで、岡山国際サーキット1分47秒台を叩き出す実力。アライズモータースポーツが手掛けるNCロードスターは、打倒GR86/BRZを目標に、大幅なアップデートを受けた。

 

今回メスが入ったポイントは、エンジンとボディだ。エンジンはTODA製キットを用いて2.3ℓに排気量アップ。ボディは内装パーツを撤去し、大幅なダイエットを果たした。その背景にあるのは、ライバルとして常に意識してきた86/BRZの存在だ。

 

打倒GR86/BRZをテーマにチューニングされた、LF-VE型改2.3ℓエンジン。起用されたTODA製キットは、ラスト1点となっていた希少パーツだ。ECUは純正ベースのまま、現車合わせで最適化。200psに迫るパワーと、24kgf・mを超えるトルクを発生させる

 

 

さらに、排気量を2.4ℓにスープアップした現行型GR86/BRZが登場して以降、サーキットで主導権を奪われる場面が増えたと感じるようになった。「同じ銘柄のタイヤを履くGR86に、トップスピードで10km/h負ける。ボトムでは10km/hこちらが速いのに、それが悔しくて……」と語るのは、オーナーのタンク! さん。アップデートに際しては、「GR86への乗り換えも考えた」という。

 

しかし10年乗り続けてきたNCへの愛着と、“このクルマで勝ちたい”という思いが勝った。製作期間は約1年。エンジンは排気量アップに加えヘッドまわりにも手が入り、最高出力は150psから198psへ。最大トルクも18kgf・mから24.3kgf・mと一挙に引き上げられた。

 

 

シェイクダウンとなったこの日は、あくまでチェックを兼ねたテスト走行だったが、それでもタイムは難なく1分50秒切り。「エンジンは、もう別物。ただし、その速さを引き出すための足まわりやデフ、ギヤ比の変更など、課題も多く見えてきました」と、タンク! さんは愛車の進化に確かな手応えを感じつつ、冷静に語る。

 

最終目標タイムは1分42秒台。GR86/BRZと互角に渡り合うためのチューニングは、ここからが本番だ。

 

 

腰下だけでなくヘッドチューンも実施。カムはBC製ハイカムを採用し、バルブやポートにも手を加えるなど、メカチューンの手法をフルに投入している。レブリミットは7500rpm。トルクも向上しており、従来のL.S.D.セッティングではコーナー立ち上がりでタイヤを空転させるほどだ

 

足まわりは、アライズモータースポーツオリジナルのクラスA車高調キット。バネレートなどのセッティングは従来のままだが、今後はアライメントを含め、ハイパワー化したエンジン性能を引き出すためのリセッティングは必須としている

 

タイヤは履き慣れたADVAN A052(215/45R17)を継続使用。ブレーキも制動屋RM551+のままで、シェイクダウンに臨んだ。エンジンチューンに伴いギア比の最適化は必須で、まずはファイナルを従来の4.3から4.1に変更する予定だ

 

排気量アップと同時に軽量化も実施し、GR86との動力差をさらに詰める。助手席を下ろした状態での車重は1080kgを切った。フロアカーペットはオーナー自らDIYで敷き詰めるなど、戦闘力を高めつつ普段使いも強く意識している

 

 

 

 

 

アライズモータースポーツ 兵庫県姫路市広畑区西夢前台6-5 TEL079-228-2925  http://www.arise-sports.com/

 

 

 






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