フォトグラファー益田和久の写真でお届けする SUPER GT 2025 Photo Gallery 9/21 Rd.6 スポーツランドSUGO
フォトグラファー益田和久の写真でお届けする
SUPER GT 2025 Photo Gallery
9/21 Rd.6 スポーツランドSUGO
Photos/@Kazuhisa Masuda
フォトグラファー益田和久（日本レース写真家協会所属）の写真でお届けするSUPER GT 2025 Photo Gallery。第6戦 スポーツランドSUGOのレポートはこちら。
2025 AUTOBACS SUPER GT第6戦の決勝レースは9月21日（日）にスポーツランドSUGOで催された。
ポールポジションからスタートの#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16（大津弘樹／佐藤蓮）と2番グリッドの＃39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra（関口雄飛／サッシャ・フェネストラズ）と3番グリッドの＃3 Niterra MOTUL Z（佐々木大樹／三宅淳詞）がそのままの順位で1コーナーへ。
その後方で予選5位の#24 リアライズコーポレーション ADVAN Z（松田次生／名取鉄平）の松田が予選4位の#1 au TOM’S GR Supra（坪井翔／山下健太）の山下を捉えて4番手に浮上。
2番手の39号車の関口も16号車をパスしてトップに出た。24号車は9周目に3号車を捉えて3番手、14周目には16号車も捉えて2番手と着実に順位を上げていく。23周目、39号車も抜き去ってトップに躍り出る。39号車も喰い下がり、順位が入れ替わるバトルを展開。
そんな中、8番グリッドスタートの＃17 Astemo CIVIC TYPE R-GT（塚越広大／小出峻）は4番手まで順位を上げてきた。
ドライバーの交代が始まる中、トップ争いをしている39号車と24号車は、周回を重ね、24号車は39周目、39号車は42周目と遅めのピットタイミングを狙った。
後半のトップを走る39号車は2番手以下を引き離しに掛かったが、アクシデントにより赤旗中断。レースは午後4時にセーフティカーの先導で再開されるも、レースの最大延長時間の制約で、午後4時30分までのスプリント決戦に。
リスタートが切られ、39号車と24号車のバトルが展開される中、17号車、16号車の2台も追いつき、４台が1列に並んでのファイナルラップに突入！ 24号車の名取が39号車の前へ出て、トップでチェッカーを受ける。2016年11月以来、9年ぶりの勝利となった。
GT300はポールポジションスタートの#7 CARGUY Ferrari 296 GT3（ザック・オサリバン／小林利徠斗）に2番グリッドスタートの#60 Syntium LMcorsa LC500 GT（吉本大樹／河野駿佑）の吉本がテールトゥノーズで追走。#0 VENTENY Lamborghini GT3（小暮卓史／元嶋佑弥）とのバトルを制した#4 グッドスマイル 初音ミク AMG（谷口信輝／片岡龍也）も3番手に浮上して、先行する2台との差を詰める。そんな中、60号車はペースが上がらない7号車をパスしてトップに出る。
トップを独走する60号車に4号車の片岡が接近。そこに予選7位から大きくポジションを上げてきた＃56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R（ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ／平手晃平）が迫り、３台が争う展開になった。
ドライバー交代のピットインが始まり、トップを走る60号車の吉本は28周を走ってピットイン。河野に代わる。ピットインを引っ張る作戦の＃61 SUBARU BRZ R&D SPORT（井口卓人／山内英輝）はその間のレースをリード。しかし、そこでアクシデントが発生、レースは赤旗中断となる。
再開後、61号車はピットイン。しかし、コースに出たところ、右リアタイヤのアクシデントにより、再度のピットインを余儀なくされた。
これで60号車が事実上のトップに戻り、それを56 号車が追う展開に。少し離れた3番手に予選9位からポジションを上げてきた＃666 seven × seven PORSCHE GT3R（近藤翼／ハリー・キング）が迫っていた。
56号車のデ・オリベイラは60号車のパスを試みるものの、60号車の河野は的確なライン取りでかわす。規定の午後4時40分となり、そのままの順位でチェッカー。60号車は2021年11月以来の優勝となった。
