フォトグラファー益田和久の写真でお届けする SUPER GT 2025 Photo Gallery 5/3-4 第2戦 富士スピードウェイ

2025/05/27 09:48

フォトグラファー益田和久の写真でお届けする

SUPER GT 2025 Photo Gallery

 

5/3-4 第2戦 富士スピードウェイ

 

Photos/@Kazuhisa Masuda

 

 

フォトグラファー益田和久(日本レース写真家協会所属)の写真でお届けするSUPER GT 2025 Photo Gallery。今回は5月4日に決勝が催された2025 AUTOBACS SUPER GT第2戦 富士スピードウェイ。

 

GT500クラスはポールポジションからスタートした#38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)がポール・トゥ・ウイン。

 

GT300クラスはファイナルラップにトップ走行車のトラブルが発生し、2番手走行中だった#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)が初勝利となった。


 

GT500ポールスタートの#38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)は大湯が500kmレースの2スティントを担当。独走体制でトップのまま72周をこなし、ピットイン。残りの走行を石浦が担当し、終始安定した走りで周回を重ねた。3時間で計116周を走りきり、ポール・トゥ・ウインで勝利を飾った。

 

 

2位には#1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)が40kgのサクセスウエイトを積んでいるとは思えないほどの軽快な走りで、前を行く8号車をパスし、そのマージンを保ったまま3時間を走り抜く。2戦連続の表彰台を得た。

 

 

予選12番手の#12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)と予選13番手の#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)による3位争いは、終盤まで12号車が前をキープしていたものの、ラスト15分でペースに勝る100号車が背後に迫り、見事にパッシング。そのまま100号車が3位でゴール。

 

 


 

GT300はポールポジションの#777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)がトップでオープニングラップを制するも、予選2位の#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が背後にピタリと続く。

 

 

中盤のタイヤトラブルで2度目のピットインを早めに消化し、トップに返り咲いた777号車、2番手の61号車に、#65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟/黒澤治樹)、#2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響/卜部和久)、#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)が続く。

 

 

レースも残り11分となった頃、レースをリードしていた777号車が3度目のピットイン。給油だけでコースに戻るが、トップには61号車が浮上。そのままゴールと誰もが信じていたところ、ファイナルラップも残り半周を過ぎたところで、突然、車両から白煙が上がる。何とも無念の結末となった。これでトップに浮上したのが6号車。予選27番手からの追い上げで、悲願の初勝利を飾る。

 

 

途中タイヤトラブルもあり3度のピットを強いられたものの#777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)が2位表彰台を獲得。

 

3位は#7 CARGUY FERRARI 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗/澤圭太)だったが、ピット作業違反で10秒加算のペナルティを受けて4位に降格。代わって#2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響/卜部和久)が繰り上がる。

 

 

 

 

 

 






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