シートバックに穴が空いている! ドライバーの背中に風が送れるFIA公認モデル 疲労軽減に本格レースでも装着車両が増加中!「Racetech レーシングシート」
シートバックに穴が空いている!
ドライバーの背中に風が送れるFIA公認モデル
疲労軽減に本格レースでも装着車両が増加中!
Racetech
レーステック レーシングシート
Racetech レーステック レーシングシート
RT4119HRWはモデルの中でも求めやすい価格設定。ほかにシェルの材質とFIAホモロゲーションが異なる3種類がある。シートカラーは黒が標準。オーダーで青と赤が選べる。ショルダーもパンチングレザーからスエードへ、色変更とともにオーダーできる
レーステックは、ニュージーランドが本拠のシートメーカーだ。2009年以降のFIAホモロゲーションを、先駆けて取得したのも同社という。クラブマンの愛車からトップカテゴリーのレーシングカーまで、世界で装着率を上げている。聞けば2024年のル・マン24時間レースGTクラスでは完走したチームの4割が、レーステックのシートを採用していたとか。使用素材に製法、FIA公認の定期更新など、技術と実績が評価されている。
その最新モデルが、ドライバーの疲労軽減をも考えたモデルだ。シートバック中央に、風の取り入れ口が設けられている。ここに例えば外気が導入できるダクトホーストを接続し、インラインファンも使って送風すると、ドライバーの体に風が伝わる。話では背面から動脈系を冷やすと一番体の疲れがやわらぎ、運転への集中の糧になるそうだ。
表面に裏面と通じる穴があり、シェルのシートバックに送風の取り入れ口がつく。ダクトホースで走行風を引き込んでドライバーに送る。エアコン付きの車両で使用可能な競技なら、工夫して冷気を送る使い方も可能だろう
現時点で唯一、こうしたシート構造でFIAのホモロゲーション取得も成し遂げている。すでに日本でも評判を呼び、掲載するRT4119HRW は、レーステックのシートでは国内での最も売れ筋だ。
価格
FIA1999 ホモロゲーション
RT4119HRW グラスファイバーシェル 36万円 (税別) ※受注生産
RT9119HRW カーボンファイバーシェル 65万円 (税別) ※受注生産
FIA2009ホモロゲーション
RT4129HRW グラスファイバーシェル 56万円 (税別) ※受注生産
RT9129HRW カーボンファイバーシェル 128万円 (税別) ※受注生産
■問い合わせ先
ジークライム株式会社 レーステックジャパン事業部
TEL.04-7136-1381