K1ラボラトリー AP1 S2000「エアコンなどを装備する2.2ℓエンジンLINK制御仕様」REVSPEED筑波スーパーバトル2022
2023/01/16 09:00
- CATEGORY : 筑波スーパーバトル
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2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
K1 Laboratory
AP1 S2000
K1ラボラトリー
AP1 S2000
エアコンなどを装備する
2.2ℓエンジンLINK制御仕様
タイム 1’01.173
クラス オープン-FR
ドライバー 谷口信輝
タイヤ POTENZA RE-12D TYPE A（F&R 265/35R18）
■車両重量 1170kg ■最高出力 276㎰ ■最大トルク 26.5kg-m ■K-TEC ピストン ■戸田レーシング ハイカム（IN/EX:A2) ■K1ラボ フロー向上ポート加工 ■DRL 2層ラジエーター ■無限 エアクリーナー ■ジェイズレーシング エキマニ ■K1ラボ ワンオフマフラー ■LINK フルコン(K1ラボ仕様) ■モーテック C185ダッシュロガー ■エクセディ シングルプレートクラッチ ■K1ラボ ハイトラクションL.S.D.（2way） ■クスコ 4点式ロールバー ■K1ラボ トラクションダンパー ■スウィフト スプリング（F 24kg/mm R 26kg/mm） ■フルピロ化 ■ジェイズレーシング ロールセンターアジャスター ■ワンオフ ブレードタイプリアスタビライザー ■制動屋 ブレーキキャリパー（F:4POT） ／ローター／ブレーキパッド ■VOLK RACING RE30（F 18×9J 48）■VOLK RACING ZE40(R 18×9.5J 52) ■K1ラボ フロントバンパー ／ハイフロートランクスポイラー／スワンネックGTウイング
鈴鹿サーキットを１分17秒1で走るK1ラボラトリーのS2000。エアコンなどの装備が付いたままでどこまで速くなるかをテーマに製作された仕様。2.2ℓ化したエンジンはLINKのフルコン制御だ。
足まわりは路面追従性を意識したオリジナル車高調を備える。フロント24kg／㎜、リア26kg／㎜のスウィフト スプリングを組み込むが、微低速域から減衰力が立ち上がるため突き上げ感も少ない。
AP1は楽しさを演出するため多少オーバー気味の特性だが、トラクションを高める方向でセッティング。ロールセンター補正やリアのアンチスクワットを解消しているため、ローダウンしていても乗りやすい。
そのほか鈴鹿のストレートでは40kgのダウンフォースを確認しているオリジナルバンパーや、ブレードタイプのワンオフスタビライザーなどにも注目したい。筑波初走行に関わらず、1分1秒1をマークしている。
K-TECHピストンを組み込んだ2.2ℓ仕様。ヘッドはポート加工を施したうえで戸田レーシングのハイカムを組み込む。最高出力は276㎰をマーク。レブリミットは8200rpmだ
K1ラボラトリーのノウハウを凝縮したオリジナルのトラクションダンパーを装着。ストロークセンサーやブレーキ圧センサーなども備えており、状況はロガーで確認できる
ブレーキローターやパッドは制動屋でまとめる。フロントは4POTキャリパーが組み込まれた。タイヤは前後ともポテンザRE-12Dの265/35R18
油温や水温などの車両情報はMoTeCダッシュロガーで確認できる。クスコの4点式ロールバーも組み込まれる
参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと
「鈴鹿をメインに走っている快適装備付きの車両スペックです。路面コンディションが悪かったので1、2本目はパスして、3本目のみアタックしました。気温が上昇している昼過ぎにいきなり初走行ということもあり、目標タイムには届きませんでした。ターゲットとする58秒台には絶対的なパワーが足りないとのことだったので、次回のアタック時には何かしらの対策をしていこうと思います」（K1ラボラトリー 板橋啓一代表)
ドライバーはこの車両をどう走らせた？
「しっかりとつくり込まれた玄人好みな仕上がり。ハンドルを切ればしっかりと曲がり、アクセルを踏み込めばきっちりとトラクションが掛かる。グリップが急に抜けるようなこともなく扱いやすい。不満点も不安もなく、いい意味で誰でも乗りこなせるセッティングだと思う。エンジンの吹け上がりもよく気持ちよく走れる仕様だけど、筑波で58秒台に入れるには絶対的なパワーが足りないかな」（谷口信輝 選手）
■K1ラボラトリー 大阪府摂津市鳥飼中2-1-99 TEL072-650-3580
