レーシングドライバーのマイカーアタック「谷口信輝選手がノブハチで疾走『思ったよりフィーリングがよくニンマリ』」REVSPEED筑波スーパーバトル2022

2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

レーシングドライバーのマイカータイムアタック

谷口信輝選手  ヨタハチ(トヨタスポーツ800)

 

谷口信輝選手のマイカー  ヨタハチ 通称『ノブハチ』
タイム 1’09.728
タイヤ  ADVAN NEOVA AD08(F&R 165/55R14)

 

 

思ったよりフィーリングがよく、ニンマリしている

 

「タイムアタックをするようなクルマではないんだけど、レブスピード編集部からマイカーで走ってとお誘いがあったので、せっかくつくったことだし、皆さんの前でお披露目しようかなと思って持ってきました。ちょっと車高が低くてタイヤも擦って痛いけれど、1分9秒7なら速さだって十分でしょ! ここまで9年もかかったけど、このルックスは気に入っている。ボディカラーも凝りに凝ったスペシャルなグレーで、世界で一台のオレだけのノブハチがついに完成!」(谷口信輝 選手)

 

 

■4A-Gエンジン(AE111用 ハイカム、ハイコンプ、ドライサンプ) ■FCR キャブレター ■クラフト ワンオフマフラー ■アルテッツァ レース用6速ドグミッション ■ORC クラッチ/フライホイール ■HKS サスペンション(F 12kg/mm R10kg/mm)■NBロードスター純正スタビライザー ■プロジェクト・ミュー 4POT
ブレーキキャリパー/ローター/パッド/ブレーキホース ■レーシングサービスワタナベ エイトスポーク ■シャシー主要部 NBロードスターより流用 ■特製ワイドフェンダー

 

 

 

谷口信輝選手が、9年前にグッスマカフェのオーナーから譲り受けたヨタハチ(トヨタスポーツ800)に、NBロードスターから足まわりなどの中身を移植して蘇らせたのが、この「ノブハチ」だ。

 

スーパーGTの初音ミクAMGのメンテを担当しているRSファインが制作し、エンジンはロードスター用ではなく、トヨタ車らしくAE111の4A-Gに換装。ただそのままではエンジンルームの高さが足りないということで、ドライサンプ化(!)し、中身もハイカム+ハイコンプ仕様に。

 

アルテッツァのレース用6速ドグミッションに載せ換え、マフラーはパワークラフトのワンオフ。ボディはオーバーフェンダーではなく、ワイドフェンダーにこだわり、70mmほどトレッドを広げ、165/55R14のアドバン ネオバと、ワタナベの8スポークホイールを装着。

 

2022年3月に1度筑波を走らせ、ロールが大きかったので、今回は前後にスタビライザーを追加。「ノーマルのままレストアするのもボク流じゃないしノートラブルで乗りたいからここまで仕上げました。本日は思ったよりもフィーリングがよく、自慢しているところです」と谷口選手もご満悦。

 

 

トヨタの車にはトヨタのエンジンということで、5バルブの4A-Gを搭載。もともと水平対向2気筒が収まるコンパクトなスペースに押し込むために、ドライサンプにしてエンジン高を縮めている

 

 

 

ヨタハチがキャブ車なので、キャブのほうが公認をとりやすいと考え、FCRキャブを装着。気難しくなく、フィーリングも音もよいと、谷口選手もお気に入りの部分

 

 

タイヤはネオバの165/55-14。ホイールは谷口選手のご指名でワタナベの8スポーク。タイヤを引っ込めるのが嫌だとのことで、でもこの車高だと少しフェンダーに擦ってしまう……

 

 

 

 

 

ブレーキはプロジェクト・ミューの4POT。サスペンションはHKS製(F 12kg/mm R10kg/mm)。未装着だったスタビライザーはNBロードスターの純正を流用。公認も取れてこれで完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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