アクセルオートコーポレーション ZN8  GR86「機能を追求したオリジナルエアロが武器」REVSPEED筑波スーパーバトル2022

2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

 

Axellauto Corporation

ZN8  GR86

アクセルオートコーポレーション

ZN8  GR86

 

機能を追求したオリジナルエアロが武器

 

 

タイム　1’04.934

クラス　ストリート-ストリートラジアル-FR2

ドライバー　野元直人

タイヤ　POTENZA RE-71RS（F&R　265/35R18）

 

■車両重量 1228kg ■最高出力 263ps/7000rpm ■最大トルク 28.6kgm/4000rpm ■DRL オイルクーラー ■アペックス エキマニ＆キャタライザー ■HKS ハイパワースペックLⅡマフラー ■オリジナルECU ■ORCレーシングコンセプトクラッチ ■オリジナル車高調サスキット　■HALスプリング（F 10kg/mm　R 12kg/mm）■クスコ スタビライザー（F＆R）■制動屋 ブレーキパッド ■TWS  T66S（F＆R  18×9.5Ｊ 45） ■アクセルオート フロントバンパー／サイド／リアバンパー

 

 

前回の筑波スーパーバトルではZD8  BRZで１分３秒101という好タイムを記録したアクセルオート。このBRZは空力パーツ装着などでストリートEVOクラスでエントリー。さらに、新たなデモカーとして製作したのがZN８　GR86だ。

 

排気系の効率アップを中心としたアイテムや、クラッチやL.S.D.の駆動系、オリジナルのサスキットなど構成パーツはZD８とほぼ共通の内容。しかし、ＺＮ８ではオリジナルECUセッティングによりパワーとレスポンスの向上を果たしている。

 

新たに開発したのが、オリジナルのエアロパーツ。機能パーツとしての空力を追求したフルバンパータイプで、ボディ下面のフラット化も図っている。

 

事前に岡山国際や筑波サーキットでのテストを重ねて記録更新が期待されたが、１回目のアタック早々に想定以上のダウンフォースでまさかのバンパー脱落トラブルが発生。本来の実力を発揮できなかったのが残念だ。

 

 

 

アペックスのエキマニ＆キャタライザーと、HKSのマフラーによる排気系に加え、オリジナルECUセッティングでパワー、トルクを向上。オイルクーラーも追加している

 

 

 

 

サスペンションはオリジナル車高調ダンパーにＨＡＬスプリングの組み合わせ。クスコの前後スタビに、リアは調整式ラテラルリンクを装着。ブレーキは制動屋のパッドのみだ

 

 

 

タイム短縮の決め手として開発したオリジナルエアロはフルバンパータイプのフロント、リアとサイドステップの構成。リアはボディ下面流を高めるディフューザー形状だ

 

 

 

 

 

 

 

タイヤ＆ホイールはＴＷＳ Ｔ66-Ｆ（F＆R 18×9.5Ｊ 45）にRＥ-71RS（F&R 265/35R18）の組み合わせ。装着が難しいリアへの265サイズのインストールがこだわりだ

 

 

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

「アクセルオートではワゴンやＳＵＶをメインに新車販売をしていますが、いまが最後のチャンスである内燃機関のスポーツカーをもう一度多くの人に楽しんでほしいとの想いでモータースポーツプロジェクトを立ち上げました。ＢＲＺに加え、今回はＧＲ86との2台体制で筑波スーパーバトルに参戦しました。ＧＲ86では開発中のオリジナルエアロの実戦テストも兼ねて、昨年のＢＲＺ以上のタイムを目指しました」（アクセルオート 酒井利一 代表）

 

 

 

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた？

 

「今回はＢＲＺとＧＲ86の両方のアタックを担当しましたが、ＧＲ86は完全な新車で、突貫作業でセッティングしたわりにはかなりよい感じです。同じFA24エンジンのはずなんですけど、なぜかパワー感もＧＲ86のほうがあるんですよね。開発中のエアロパーツは効きもはっきりと体感できるもので、上手くいけば1分2秒台も狙えるかなと思っていましたが、フェンダーと干渉してしまい脱落してしまったのが残念です」（野元直人さん）

 

 

 

 

 

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