303カンパニー ZN8 GR86「GT2スーパーチャージャー装着にフルコン制御で筑波1分フラット!」REVSPEED筑波スーパーバトル2022
2023/01/16 09:00
- CATEGORY : 筑波スーパーバトル
- TAG : 303カンパニー GR86 GT2スーパーチャージャー
2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
303company
ZN8 GR86
303カンパニー
ZN8 GR86
GT2スーパーチャージャー装着し
フルコン制御で筑波1分フラット!
タイム 1’00.783
クラス ストリート-レーシングラジアル-FR1
ドライバー 阪口良平
タイヤ POTENZA RE-12D TYPE A(F&R 265/35R18)
■車両重量 1279kg ■最高出力 344ps (係数1.2で412ps) ■最大トルク 39.8kg-m ■HKS GT2スーパーチャージャーキット(7040) ■ブースト0.7㎏/㎠ ■700ccインジェクター ■HKS インタークーラー(S/Cキット) ■HPI アルミラジエーター ■HKS 16段オイルクーラー ■HKS エキマニ ■フジツボ オーソライズマフラー ■HKS スピードリミッターカット ■Emtron ECU(ZN6用) ■HKS LAクラッチ ■OS技研 デュアルコアL.S.D. ■4.8ファイナルギア ■AZUR スーパーオーリンズショック ■KYB スプリング(F&R 20kg/mm) ■RS-R リアロアアーム ■アドヴィクス ブレーキキャリパー&ローター(F 4POT R 2POT) ■アドヴィクス ブレーキパッド ■WORK EMOTION ZR10(F&R 18×10J 55)
フルコン制御でひとつ飛び出たGR86過給器仕様
新車、中古車のクルマ販売を軸にしつつ、カスタマーの希望に仕上げての納車に対応する303カンパニー。「クルマはほしいがすでにチューニング済の車両ではなく、ベース車からチューニングした車両が欲しい」という要望にも応えている。納車後のチューニングで別途ローンを組むよりも、納車時に一本化できるメリットがある。
この車両のチューニングは提携する岡山のリボルバーが手掛けている。GT2スーパーチャージャーキット装着のGR86は、エンジン制御をEmtronというフルコンで行う。サブコンよりセッティング幅が広いのでパワー、トルクともより伸ばすことに成功。FA24との組み合わせだが、前日のテスト走行時に86(FA20+GTスーパーチャージャー仕様)と比較走行をしたところ、ドライバーの阪口良平選手からは「86のほうは本当にスーパーチャージャー付き?」というコメントが出るくらいのパワー差を実感できているという。
参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと
「HKSのGTスーパーチャージャーを装着しています。ECUは一般的にF-CON isを組み合わせるところ、ZN6のスーパーチャージャー仕様のころから使ってきているEmtronというフルコンでエンジンを制御。最近、EcuTekが対応してきたので、今後はカスタマーの要望に合わせてEUCを使いわけていきます。FRで400ps級のパワーなのでトラクションを得るための対策として、RS-Rのリアアームを入れてます。自由長が長いスプリングが使用できます」
ドライバーはこの車両をどう走らせた?
「最大トルクが40kg-mもあるレベルのチューニングカーでサーキットを走るのなら、リアウイングはほしい気がします。ドライビングも縦のグリップを意識してトラクションが抜けないように走ることが必要ですね。ただ、今回はどうもリアが暴れる傾向があり、最後の走行ではスプリングも換えてもらいました、問題があったコーナーでのフィーリングは向上しましたが、まだロスがあるようでタイム短縮とはいきませんでした」(阪口良平選手)
FA24にGT2スーパーチャージャーキットを装着。エンジンはノーマルで約400ps、トルクは約40kg-m(ローラー式シャシーダイナモ換算)を発揮する
エンジンの制御はEmtronというフルコンにインジェクタ-ドライバーを組み合わせている。ノーマルECUはセキュリティがらみのエンジン始動時のみに使う
車速が伸びるのでブレーキ強化は必須。キャリパーは前後ともアドヴィクス製。阪口良平選手によると制動力の高さも扱いやすさも十分だったという
タイムアタック時はRE-12Dを装着。計測時は上がってきた気温を含めたコースコンディション的に、「外した」タイミングであったというが、それでもクラストップの1分07秒をマークした
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