スクリーン&D2ジャパン Z34 フェアレディZ「7年のセッティングの進化で4ℓながらレブリミットは8100prm!」REVSPEED筑波スーパーバトル

2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

PROSHOP SCREEN & D2 JAPAN

Z34 FAIRLADY Z

 

プロショップ スクリーン&D2ジャパン
Z34 フェアレディZ

 

7年のセッティングの進化で

3.9ℓながらレブリミットは8100prm!

 

タイム 59.344

クラス ストリートEVO-レーシングラジアル-FR

ドライバー 前嶋秀司

タイヤ POTENZA RE-12D  F&R: 285/35R19

 

 

■車両重量 1394kg ■エンジン型式  VQ37 ■最高出力 461ps/7225rpm ■最大トルク   52.2kg-m/4343rpm ■ボア×ストローク98m×86mm ■排気量 3892cc ■圧縮比 12 ■JUN  ピストン&コンロッド ■JUN カムシャフト(EX272°) ■燃焼室/ポートオリジナル加工 ■0.8mmヘッドガスケット ■DRL  2層ラジエーター  ■ARC オイルクーラー  ■NGK  9番プラグ ■SARD  540ccインジェクター ■SARD  295ℓフューエルポンプ ■HKS  レーシングサクションエアクリーナー ■Moty’s  オイル  ■FUJITSUBO  エキマニ/フロントパイプ/マフラー ■HKS  キャタライザー ■ECU-TEK オリジナルセッティング ■OS技研 FR7シーケンシャルトランスミッション ■ORC ツインプレート&フライホイール  ■OS技研 2way L.S.D. ■7点式ロールケージ ■トレース スプリング (F:30kg/mm R:40kg/mm) ■トレース サスキット ■D2JAPAN モノブレーキキャリパー(F:6pot R:4pot) ■D2JAPAN R62ブレーキパッド ■D2JAPANブレーキローター(F&R:356mm×32mm) ■D2JAPAN ブレーキホース ■Moty’sブレーキフルード  ■ENKEI  RS05RR(F&R:19×11.0J 25) ■ingsエアロパーツ

 

3.9ℓのV6エンジンは461ps。レブリミットまで一挙に吹け上がり、ターボエンジンにはない楽しさを味わえる。すでに丸7年、使い続けてきたこのフェアレディZだが、今回はECU-TEKのセッティングを見直すことで、レブリミットを8000rpmから8100rpmへと引き上げている。

 

事前のテストでは、59秒5を記録。前回の筑波スーパーバトルでは59秒4を記録しいていたが、テスト時の気候と中古タイヤだったことを考慮すると、今回は58秒台も狙えるのではないかと考えられていた。

 

そして迎えた当日。朝イチのアタックで気温も低い。タイヤをしっかりと温めたアタックラップで記録されたのは59秒344。惜しくも目標の58秒台には届かなかったが、タイムは満足できるもの。次回は新型フェアレディZでの参戦も視野に入れてはいるが、このZ34は引き続き開発を進めていく予定で、進化の歩みは止まらない。

 

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

 

レブリミットを上げてギア比もマッチした

 

「今回はチューニングメニューを加えるのではなく、コンピュータセッティングを見直すことで8100rpmまで使えるようにしました。わずか100rpmのアップですが、それによって1段低いギアで引っ張りきることが可能な場面があり、それが安定してよいタイムを出せるという部分につながっています」(プロショップ スクリーン 千葉 弘代表)

 

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた?

58秒台は確実に達成することが可能です

 

「ユーズドタイヤでのテストでよいタイムが出ていたので、ニュータイヤでアタックしました。クルマの完成度は高く、狙いどおりの走りができていたのですが、アタックラップの最終コーナーがなぜかグリップせず、そこでタイムをロスしました。これまで丸7年、このクルマで走っていますが、まだ伸び代はあると思っています。Z34の限界を見てみたいですね」(前嶋秀司選手)

 

 

ピストンやコンロッド、排気側カムを変更し、ECU-TEKによる制御とすることでVQ37のレブリミットを8100rpmまで引き上げている。エアクリーナーはHKSのレーシングサクションでエキマニ以降はフジツボ、キャタのみHKSを使う

 

フロントサスペンションは前回とはバネレートを変更。追従性を高めることで、より小さく速く、コーナーを曲がれるようにしている

 

リアサスペンションは前回と同じバネレートだが、フロントサスの変更を受けて、前後バランスをとるためにリセッティングしている

 

D2ジャパンのモノブロックキャリパーを前後にセット。フロントは6POTだ。ブレーキローター径は356mmで、2ピース構造のスリット入りを使う

 

モノブロックのリアキャリパーは4POT。ブレーキローター径はフロントと同じ356mm。これによって前後ブレーキバランスを改善している

 

ロールケージの追加で重くなりがちだが、このクルマは快適装備の取り外しやドアのカーボン化などによりノーマルから約100kg軽量化している

 

ドライバーズシートとナビシートは、いずれもレカロのフルバケに変更。これも軽量化に大きな貢献をしているポイント

 

 

 

 

■プロショップ スクリーン 宮城県富谷市成田9-1-17 TEL022-348-3761 

www.screen-powers.net/

 

■D2 JAPAN TEL022-779-6512

http://www.d2japan.com/

 

 






RELATED NEWS 関連ニュース

  • Amazon特別プロモーション