S2000のブレーキのノックバックを抑え、ペダルタッチも向上させる!CSOの『アンチノックバックプレート』
S2000のブレーキのノックバックを抑え、ペダルタッチも向上させる!
CSO アンチノックバックプレート(for S2000)
Photos/清水良太郎 Text/勝森勇夫
CSO アンチノックバックプレート(for S2000)の使い方はシンプル。アウト側のブレーキパッドとキャリパーの間にセットし、パッドの厚みをかさあげ。新品状態を保つことで、ノックバック現象を最小限に抑える
ブレーキの「ノックバック」とは、激しい振動やGによるディスクの動きでピストンが押し戻され、作動の遅れを引き起こす現象のことだ。
サーキットで、コーナーで縁石を踏んだ際に特に起こりやすく、症状がきついとブレーキのタイミングが遅れ、かなり怖い思いをする。プロやエキスパートが、ブレーキングの前に左足で行う予圧操作は、この現象を抑えるためのアクションだ。
アイテムは、フロント用(大2、小4)、リア用(大2、小4)の12枚1セット。材質は、高強度なスチール。黒色酸化皮膜処理が施されており防錆対策も万全だ
CS0が開発した「アンチノックバックプレート」は、その名の通りノックバック現象を抑えるために開発されたパーツ。
キャリパーとブレーキパッドの間にセットすることで、パッドの厚みをノックバックが起こりにくい新品時の状態にかさ上げし、症状の抑え込みを図ろうとするモノ。
厚みは大と小の2種類。これをブレーキパッドの消耗具合に合わせ、入る分だけキャリパーとパッドの間に挟み、新品時のパッドの厚みを擬似的にキープする仕組み
プレートのセンターに設けられた穴は、セットした厚さや枚数を、チェックできるサービスホールだ
プレートの厚みは、大と小の2種類があり、ブレーキパッドの消耗に応じてセット。常に理想のクリアランスが保てる仕組みだ。
なお、新品時のブレーキパッドの厚みをキープできるこのアイテム。ブレーキを踏んだ時のペダルタッチも、新品時のしっかりとしたフィーリングが維持できるのもポイント。激しい走り方をしない、「ノックバックは無縁」というストリート派にも、導入する価値はある。
サービスホールは、フロント用、リア用ともにある。うっかりセットした枚数を忘れてもブレーキをバラすことなく確認できる
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