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新車導入以来、いまでも現在進行形で進化し続けるエボⅨ

Mテクニックのデモカーは、現役でサーキットを駆け抜けているランエボⅨ。「パワー反対派」という三澤健チーフは、パワーを上げ過ぎないことで「長く楽しめる」と語る。この車両もそんな理念で仕上げており、しかし過程（パワーの出方等）にはこだわっている。現在はLINK ECUをテストしていて、セッティングを探っている様子。サスキットは、クラックス製ベースの独自オーダー仕様。「シャコタンは大嫌い」と話すようにダウン幅は少ない（エアロ、オバフェンが視覚的に効いている）。エンジンのつくり込み、ワイドボディ化によるトレッド拡幅、ブレーキの強化や足まわりの煮詰めにより、ハイレベルのコーナーリングカーへと仕上がっている

全幅208㎝の超ワイドボディ 絶妙パワーのコーナーリングカー

これまでの経験からパワーは上げ過ぎないという結論に達し、現時点で馬力を上げるつもりはない。しかし、LINK ECUでさまざまな可能性を模索している。ミッションはドレンスのシーケンシャルに換装。最高速は計算上270km/hに上がるとのこと。まだセッティング段階だが、完成後の富士スピードウェイでの“結果”は気になる

参考価格
●アライメント調整
　2万円（仕上がり）
●エンジンオイル
　1500円/ℓ～（工賃込み ワコーズ、モティーズ等）
●サスペンション脱着
　2万円～
●各種バンパー取り付け
　8000円～
●エンジン脱着
　6万円～
●エンジンオーバーホール
　8万円～（脱着別）
●コンピュータセッティング
　8万円（実走行テスト含む）