【訂正】レブスピード10月号「アクレZC33S 4ポットキャリパー」記事について

2019/08/27 15:06

【訂正】レブスピード10月号「アクレZC33S 4ポットキャリパー」の記事について誤りがありました。

「4ポットモノブロックキャリパー」と表記しておりましたが、正しくは「4ポットキャリパー」です。

関係各位および読者の皆さまにお詫びし、訂正申し上げます。

 

アクレ 4ポット キャリパー ZC33S用 価格 23万8000円 (キャリパー、ブレーキパッド) 今秋発売予定

 

 

 

旋回性の高さを磨くためのフロントのブレーキ強化

 

ブーストアップやタービン交換で、手軽にモアパワーが引き出せるZC33S。そのポテンシャルに対してアンバランスとなるのが、ストッピングパワーだ。

 

とくにノーマルのフロントはガツンと初期から立ち上がるブレーキ特性となっており、攻め込んでハードブレーキングした際にリア荷重が抜けやすい。そのため、コーナリングマシンとしての性格を際立たせるためFK -TECでは、早い段階からパッド交換よりもキャリパー交換というメニューを模索していた。

 

さて、注目したいのは、アクレから今秋リリース予定のアイテム。純正ローターはそのままに、キャリパーのみ高剛性で大容量な4ポットへとコンバートするもの。頼もしい制動力を引き出して旋回性の高さへ結びつけたかったFK -TECの狙いにドンピシャとなる。

 

そこで、リリースに先駆けたテスト走行が行われたのだが、その効果は上々。インプレを担当した松本武士選手によると「初期から強く立ち上がる制動力だと、ABSが介入しやすいが、踏力に応じた頼もしい制動力が引き出せるので問題なし。前後バランスもよく、FFで攻め込んだ際に生じやすいリアのピーキーな面も皆無」とのことだった。

 

走りの質を高めたいZC33Sオーナーは、今秋デビューのアクレ・4ポットキャリパーを心待ちにしたい。

 

 

高剛性な4ポットキャリパー。ブレーキパッドにはダストやコントロール性に配慮したRP009 を与えるが、豊富なラインアップで変更も自在だ。

 

 

ホイールデザインにも左右されるが、17×8・5J 45でクリアランスはOK。また、ノーマルローター仕様なので16×8J 25でも履きこなせることが確認されている

 

 

踏力に応じて立ち上がる制動力で、スムーズにターンインできれば、ZC33S の旋回性よさは一層高められる。ハードブレーキング時の制動力もパッド交換のみとは比較にならない頼もしさだ

 

 

 

アクレ TEL042-516-9600  http://www.acre.co.jp/

 

取材協力:エフケーテック 山口県岩国市御庄1 丁目104-6 TEL0827-45-2002

(広島大竹店)広島県大竹市港町1-1-7 TEL0827-59-2002

 






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