筑波57秒999をマークしている HKS Racing Performer FL550Rからのフィードバック
HKS
筑波57秒999をマークしている
Racing Performer FL550Rからのフィードバック
HKS Racing Performer FL550R
HKSのFL5シビック タイプRの開発車両『レーシングパフォーマーFL550』。筑波サーキットでは57秒999をマークしている。

鮮やかなHKSカラーに、内装こそ軽量化を施しているものの、決して「ワンオフ構成 1周アタックスペシャル」のモンスターではない。エンジン本体はノーマルであり、リリース済みの市販パーツを中心として構成されている。あくまでパーツの開発、そしてカスタマーへのフィードバックが目的であるからだ。

それだけに、キャタライザーも装着。タイムアタック時は試作品であったが、ブーストやレスポンスを確認。触媒レスではなく、あえて一般カスタマーに近い仕様にてチャレンジしている。
HKSのFL5用パーツのラインアップについては
ハイパーレブ゙vol.290 ホンダ・シビック No.8に詳しく掲載

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市販パーツ装着後もタイムアタックのデータを
カスタマーにフィードバック

パワーエディターRはリリース済みで、マスタリーECUフェーズ3の現車合わせと併用。タイムアタック時はパワーエディターRのデータをさらに詰めることで、パワーと上の伸びが向上。この詰めたデータはカスタマーにフィードバックしており、アプリ「パワーエディターRサポーター」からダウンロードすることで更新できる。
タイムアタック時はレースガスを使っていたので単純比較はできないが、吊るしのデータで360〜370psのところ、約400psを得られるようになっている。

絶対的な風量が足りず、上で過給圧が垂れてくる純正タービンは、ハイフローのGT4845に交換。電動アクチュエーターも専用設計したもので、中〜高回転で確かな伸びを実感できる。
なお、レーシングパフォーマーは480psを発揮するに至っている。パワーエディターRのオプションである追加インジェクタードライバーを使って、燃料系を変更している。

HIPERMAX R(写真は標準仕様)
サスキットはHIPERMAX Rを備える。標準仕様のバネレートは前後14kg/mmのところ、筑波のタイムアタック時はフロント24kg/mm、リア26kg/mmに。それに減衰力特性も合わせている。

ボディキット タイプS

エアロはボディキットタイプSをベースに、フロントにはカーボン製のアンダーパネルを追加。ハイパワーFFということで、フロントの接地性を上げた。リアのスワンネックウイングは開発中。車検対応サイズで、純正にはない角度調整機能を設けている。夏頃に発売予定だ。

Racing Performer FL550Rは、550psものパワーか、それとも筑波55秒0のどちらを先に達成するのだろう? 今後は、タービンのサイズアップなどパワーアップや、それに対してエンジンや駆動系の耐久性などもチェックしていくとのこと。ちなみに、現状の480psもの大パワーを発揮しても、Rタイプインタークーラーなどの販売中のパーツがサイズ不足になることはない。

Rタイプインタークーラー
■エッチ・ケー・エス TEL 0544-29-1235 https://www.hks-power.co.jp/



