SPOON 本格エアロパーツ『S-TAI』 FL5用がフルキットで完成! S耐開幕戦の優勝も支える!!
SPOON
2026年スーパー耐久参戦車両も装着
開幕戦の優勝も支える!
本格エアロパーツ『S-TAI』
FL5用がフルキットで完成
スプーンはスーパー耐久シリーズに2024年からFL5シビックタイプRで参戦している
過酷なレースの実戦から、独自のパーツを開発して鍛える。新たなニュースはフルエアロキットの完成だ
Photos/奥隅圭之 Text/鈴木 博
この記事は2026年3月号からの抜粋です。

空力のチューニングがトータルで行える
スプーンはパーツ開発の場として、ストリート仕様に近い車両で戦うスーパー耐久を舞台に選び、FL5で参戦している。それをネーミングの由来としてリリースされる『S -TAI』は、スプーンが世界のFL5オーナーに送るエアロパーツのパッケージだ。

これまではレースカーにフロントバンパーとボンネット、リアウイングが組まれ、戦績に貢献してきた。ここで、リアバンパーとサイドステップが完成。いよいよS -TAIを装着することで、FL5の空力チューンとドレスアップが、トータルで行えることになる。スプーンの参戦車両も、今年はフルキットを纏って走る。

S-TAIを纏うレース参戦車。3月21日〜22日に開催されたスーパー耐久シリーズ2026 開幕戦もてぎで、 95号車SPOONリジカラCIVICはクラス優勝を飾っている。


スプーンでは、エアロパーツの設計と造形にCFD解析(流体解析)を駆使している。大事な機能性に裏づけがある。もうスタイルを見るだけで、ボディの上、下、側面をスムーズに伝わる空気の様子が浮かんでくるようだ。
ノーマル車両からのダウンフォースと冷却性能の増強をはじめ、S -TAIの装着で得られるメリットは数多い。加えて、ボディの捩れを制御する、モーションコントロールビームもリリースされた。もう一段スタビリティに優れた走りを楽しめるだろう。
解析と実験による裏づけがある
たしかな機能を宿すS-TAIスタイル
BONNET

ボンネットは排熱を促し、水温や油温の安定化に寄与する。中央のダクトはノーマル比3倍のサイズ。純正であるヒンジ側の左右両サイドの風の抜け道となっているわずかな隙間を利用して、左右フェンダー側のダクトでタイヤハウスの圧力を抜くこともできる。冷却だけでなくダウンフォースにも貢献。42 万9000 円から。

BUMPER FRONT

両サイドがカナード形状になり、大型のアンダーパネル(下)もセットで、安定性、旋回性が向上。フロントの開口部は大型で、冷却性に配慮。ダクトはオイルクーラーコアの追加やブレーキの冷却に利用できる。34 万1000 円。

SIDE STEP

新製品のサイドステップは前後バンパーの空力効果をアシストする。フロントホイールハウスからの空気の流れがコントロールされ、リアタイヤ側への干渉を抑える。ボディ下面への空気の流入も防ぐ。22万円。
CRANE NECK WING

ステー形状もネーミングも、スプーンのシンボルである鶴が由来のCRANE。風洞実験から、低ドラックと高いダウンフォースを両立。ウイング角度の調整機構も備える。42万9000円。
BUMPER REAR

デフューザーのフィンが純正の片側2 本に対して3 本となるリアバンバーも新製品。中央ダクトはパラシュート効果を軽減し、サイドダクトはホイールハウス内の圧力を抜いて、よりダウンフォースを発揮させる。29万7000円。

大型のインタークーラーは試作品。コアの幅、厚みを限界までサイズアップし、冷却風の抜けに関わるフィンのピッチも最適化。コアの大きさと配置からパイピングは専用品になる。

スプーン伝統のデザインであるホイールがSW388。PCD120 のFL5 には18 × 9.5J Inset40と19 ×9.5J Inset45、そして新たに18×10J のInset40 と50がラインアップされた。
ボディ剛性を入力に応じて制御
モーションコントロールビーム

装着には前後バンパーを外して、フレームに取り付ける。このモーションコントロールビームは車体が受けるGや路面からの入力に応じて、ダンパーがボディの捩れを制御。コーナリング性能や快適性などに寄与する。とくにフロントは、FL5 ではフレームのエンドが開口し、左右がつながっていない。テストでは開口部に角パイプを組み付け、ハンドリングの変化から、ベストな追加位置が見きわめられた。フレーム開口部の補強も兼ねる構造という。前後セットで14 万3000 円。
■スプーン TEL 0120-122-095 https://www.spoonsports.jp/



