スーパーGTモデルと同一思想、同一造形。アンチスリップペイントを 採用している唯一のホイール「BBS RI-A」

2025/12/05 13:08

CLOSE-UP WHEEL

 

BBS

RI-A

 

PROSHOP SCREEN & D2 JAPAN  GXPA16 GR YARIS
RI-A  18×9.5J inset 35
POTENZA RE-71RS 235/40R18

 

 

アンチスリップペイントを
採用している唯一のホイール

 

F1の全チームにホイールを供給しており、NASCARやポルシェカレラカップなど世界のレースシーンでも、勝つためのホイールとして選ばれているBBSの鍛造ホイール。 国内では最もハイレベルな戦いが繰り広げられているスーパーGTでもSUBARU BRZR&D SPORTをはじめ数チームにホイールを供給。そうした中、このRI-AはスーパーGTの実戦に投入されているホイールと、まったく同じ思想、同一の造形でつくられたピュアスポーツモデルとして定評がある。

 

極限領域での機能性・信頼性を追求したレーシングスペックの鍛造1ピースホイール。GR86/BRZ、GR ヤリスなどの現行の国産スポーツにラインナップの重点を置いた。18 インチを中心に16~19 インチまでの各サイズがある

 

鍛造1ピースホイールならではのデザイン性も大きな魅力だが、なにより軽さと強さ、そして高い真円度は、レース仕様ホイールに匹敵。市販品の中では群を抜くレベルに達している。

 

それに加えて、RI-Aには、急減速、あるいは大トルクによる強いトラクションが掛かったときに起きやすい、ホイールとタイヤの空転、いわゆるリムずれを抑制するアンチスリップペイントが施されているのも特徴。ローレット加工をしているホイールは見られるが、アンチスリップペイントで対策しているのは、BBSのホイールの中でも、このRI-Aだけだ。

 

ハイグリップタイヤによる強力なストッピングパワーや、4WD ターボの絶大なトラクションによる、ホイールとタイヤの空転を防ぐ、BBS独自のアンチスリップペイントを採用している。ナット座のスチールブッシュも実戦的

 

さらに特筆できるのは、ナット座にスチール製のブッシュが組み込まれていること。ここがスチール製であることで、脱着時にインパクトレンチを使ったとしても、ナット穴が傷まないように配慮されている。信頼性と機能性も高められているわけだ。

 

スーパーGTや86/BRZレースをBBSのホイールで戦う井口卓人に聞いた。「BBSは、タイヤの性能を存分に引き出してくれるホイールです。ハイグリップタイヤであればあるほどクルマの挙動が尖ってくる傾向がありますが、BBSと組み合わせると、懐の深さが得られて、そのコントロール性のよさ、バランスのよさが、他のブランドにはない強みになります」と評す。自身のストリート用のマイカーBRZにもBBSを装着している。操縦性でもアドバンテージを実感できるのが、RI-Aなのだ。

 


RZ34にはRI-Dをマッチング

PROSHOP SCREEN & D2 JAPAN  RZ34 FAIRLADY Z
BBS RI-D  F 20×10.5J inset25  R 20×11J inset15
ADVAN NEOVA AD09  F 275/30R20 R 295/30R20

 

プロショップスクリーン 千葉 弘代表に聞くRI-Dのポイント

「RI-D は超超ジュラルミン鍛造1 ピースならではの軽さと剛性が飛び抜けており、そしてこのRZ34 もスポーティなルックスをさらに高めてくれています。RZ34 は純正より大きなサイズを履いているにも関わらず、タイヤを含めた重量が逆に軽くなっていることに驚かされました。また路面からのギャップなどを吸収する能力も極めて優れており、30 扁平のタイヤということを感じさせないマイルドな乗り心地。ストリートがメインというカスタマーにも自信を持ってオススメできます。もうひとつの魅力はブレーキの大容量化に対応しやすいこと。RZ34 はローターが前後とも380 ㎜でキャリパーはフロント8POT、リア6POT の組み合わせですがスペーサーなしでも余裕で収まっています」

 

 

 

 

■BBSジャパン TEL03-6402-4090 https://bbs-japan.co.jp/

 

取材協力

■プロショップ スクリーン 宮城県富谷市成田9-1-17  TEL022-348-3761 http://www.screen-powers.net/ 
■D2 JAPAN TEL022-779-6512  http://www.d2japan.com/

 

 

Photos/岩島浩樹,佐藤 圭 Text/藤田竜太,佐藤 圭

 






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