PORSCHE CLUB OF JAPAN 「PCJ-CUPはジェントルかつバリューにレースを満喫できる」

2025/11/30 09:52

 

PORSCHE CLUB OF JAPAN

 

PCJ-CUPはジェントルかつ

バリューにレースを満喫できる

 

 


PCJは1963年設立の伝統あるクラブ

敷居の高さはなく会員募集中!

 

PCJは『日本ポルシェクラブ(Porsche Club of Japan)の略称で、19631にポルシェオーナーの有志が集まって設立された全国規模の伝統的なクラブ。現在は東北・関東・関西に支部を置いている。

 

 

活動内容はグルメやゴルフ、気軽なワンデイツーリングから本格的なサーキットランまで、多岐にわたる。その中でもPCJならではのイベントが、独自開催となるPCJ-CUPだ。

 

この年間シリーズが組まれるレースに参加できることこそが、ほかのポルシェクラブにはない最大の魅力であり、会員の特権。

 

長い歴史を持つクラブだが、敷居は決して高くない。入会資格は、運転免許を持つ20歳以上のポルシェオーナー(車種は不問)であること。そして、クラブイベント(内容は問わない)に2回以上参加し、メンバーと交流を深めることが条件。そして、入会金と年会費を納めれば、晴れてメンバーの仲間入りだ。

 

 安全に、親密に、和やかにクラブライフを満喫できるのがモットー。共通の趣味を介した非営利組織としての理想を貫いている。スポーツ走行を愛するポルシェオーナーにオススメのクラブといえる。

 


サーキットでポルシェの高性能を存分に味わうことが主目的

気心知れた同士で走れるのがPCJ-CUPの魅力

 

PCJ-CUPは日本ポルシェクラブ主催のレースイベント。年間を通してのシリーズ戦で、2025 年はオートポリス、富士スピードウェイ、スポーツランドSUGO、岡山国際サーキットの4戦が組まれた。

 

 

 

明確なレギュレーションにもとづき、タイム計測→予選→決勝→表彰式という流れで催されるが、勝敗を競うことが目的ではない。あくまでも、ポルシェの高い運動性能を再認識し、ドライビングスキルを磨くためのクラブイベントとして運営されている。そのため、安全意識が徹底されており、抜いたり抜かれたりのバトルはあっても、接触はほとんど起こらない。

 

 

参加資格はPCJ入会の翌年から付与される。車両はポルシェであれば年式・モデルを問わない。クラスはレーシング車両の『Sクラス』と市販車両の『Nクラス』に大別。さらに年式や性能に応じて、Sクラスは2グループ、Nクラスは5グループに分かれる。車両規定は、SクラスがJAFのNおよびN2規定に準拠。Nクラスは、タイヤやブレーキなど一部パーツを除き、原則ノーマル車両での参加が基本だ。

 

 

なお、Sクラスで使用されるスリックタイヤはファルケンが直接供給。この特別体制は、長い歴史を誇るこのイベントならではの厚遇となっている。

 

気になる参加料は5万1500円。思いのほかリーズナブルで、気心知れた者同士、社交的にサーキット走行を満喫できるのが魅力。

 


一緒にポルシェを楽しむ新規会員大歓迎!

 

第4戦の岡山国際ラウンドには18台がエントリー。全国からスポーツドライビングを趣味とするポルシェオーナーが集まって、前夜祭から親睦を深める。

 

 

ピットにはカップカー、ノーマルに近い市販車、空冷モデルまで、多彩なポルシェが並ぶ。911だけではなく、歴代のケイマンやボクスターも目立つ。そして、何より和気あいあいのムードに包まれている。

 

「アットホームな雰囲気こそがPCJ-CUPならでは特徴です」と多田均会長。

 

 

 

「参加者の中にはル・マンやデイトナの経験者、ニュルブルクリンクでクラス優勝した方もいらっしゃいますが、誰もが同じポルシェ乗りとして自然に交流しています。前夜祭で親睦を深め、人と人とのつながりを大切にしながら楽しむレース。92年のスタート以来、ずっとこのスタイルを続けています」という。

 

 

「ポルシェはノーマルのままでもサーキットを存分に楽しめる、コストパフォーマンスの高いスポーツカーです。手頃な中古車でも例外ではありません。若い方も含め、幅広い世代のポルシェオーナーに入会いただき、一緒にサーキットを楽しみましょう」と締める。実際に見て、聞けば聞くほど、ハードルが低く感じられていく。

 

Nクラス優勝は安達暁一さん 2位は69さん 3位は萩原秀樹さん

 

Sクラス優勝は山本賢さん 2位は眞野壮一郎さん 3位は松島豊さん

 

 


2025第4戦 岡山国際出走の皆さん

 
PCJ-CUP 2025 Rd.4 岡山国際エントラントインタビュー

 


常陸 真 2010年式 987ケイマンS

ADVAN A050 M F 255/40R18  R 295/35R18

チューニングは足まわり、ブレーキ、ECU程度。このイベントは参加者がみんな顔馴染みで、お互いのスキルを理解しているので、無理せずに走れます。ホームコースはSUGOですが、可能な限り、遠方にも出掛けています

 

 


大塩 博 2014年式 981ケイマン S

ADVAN A050 M F 255/40R18  R 295/35R18

6年前に入会し、翌年からレースに参戦しました。同一車種、ほぼ同仕様で競えるのがうれしく、楽しいポイントです。車高調サスキットはオーリンズ、ブレーキはエンドレスで、ボディは約3㎝ワイド化しています

 

 


 

長嶋重登 2024年式 992カレラT

ADVAN NEOVA AD09 F 245/35R20 R 305/30R21

レース歴は11年。カレラカップにも参戦中です。このクルマは完全ノーマルで、タイヤも純正。それでもPCJ-CUPは楽しめます。カレラカップはガチですが、こちらは和気あいあいとレースをエンジョイできる雰囲気です

 

 


熊谷秀明 2020年式 718ケイマンGT4

NANKANG CR-S F 245/35ZR20 R 285/30ZR20

入会して2年です。このレースは紳士的で、安心して走れるところが気に入っています。競うところは競い、引くところは引く。そんな安全な走りを参加者全員が自然に心掛けている。草レースにはない居心地のよさです

 

 


CHAY 2016年式 981ケイマンGT4

POTENZA RE-71RS F 265/35R18  R 295/35R18

 

ポルシェでレースをやってみたくてPCJに入会しました。PCJ-CUPは憧れの舞台です。時間が許す限り、シリーズを追い掛けています。いまの趣味はこれだけです。ブレーキや足まわりを中心にカスタマイズを施しています

 

 


みずかがみ(ハリカワ) 1989年式 930カレラ

MICHELIN PILOT EXALOT F 205/55R16 R 225/50R16

 

2000年に入会。ずっとレースに参加しています。このポルシェで走るのが何より好きな私にとって、このイベントは速さを意識せずに楽しめる唯一のレース。これからも「細く長く」をモットーに、参加し続けたいと思います

 

 


BOO 2018年式 911GT3CUP type991.2

FALKEN スリック F270/655R18 R 310/710R18

 

SCJを経て、将来的にはPCCJに挑戦したいと考えています。自身にとってPCJ-CUPは、そのためのスキルを磨く修行の場。レジェンドドライバーが多数参加しており、気軽にアドバイスいただけるのが最高にうれしいです

 

 


かずぴー 2021年式 718ケイマンGT4

ADVAN A052 F 245/40R18  R 295/35R18

 

夫の誘いでクラブに入り、レースにも参加するようになりました。もともとクルマ好きで、F1もよく観ていたのでスピードにはすぐ慣れました。クルマは夫のお下がり。次は、彼がいま乗っているカップカーを狙っています

 

 


松島 豊 2014年式 911GT3CUP type991

FALKEN スリック F 280/655R18 R 310/710R18

入会して20年余り。クラブのイベント参加は、ずっとPCJ-CUPオンリーです。同じような性能のポルシェ同士で戦えるのが、このレースの最大の魅力であり、面白さだと思います。引退まで、もう少し楽しみたいです

 

 


萩原秀樹 2016年式 981ケイマンGT4

ADVAN A052 F 245/40R18  R 295/35R18

アットホームな雰囲気と、皆さんのヤル気満々な姿勢が大好きです。以前はカップカーに乗っていましたが、現在は芸万GT4で、足まわりのみ変更しています。速さでは劣りますが、こちらのほうが気負わず楽しく走れます

 

 


69 2017年式 991.2 ターボ

NANKANG CR-S F 245/35ZR20  R 305/30ZR20

入会して10年。ラリーも好きで、最近はAXCRにも挑戦しました。PCJ-CUPの魅力は気軽にレースを楽しめること。家族で乗れるよう、ボクスターからこちらに乗り換えましたが、このクルマでも大いに楽しめています

 

 


眞野壮一郎 2018年式 911GT3CUP type991.2

FALKEN スリックF 270/655R18 R 310/710R18

ポルシェ独特の走らせ方が大好きです。PCJには、当時ポルシェを譲ってくれた方の紹介で入会し、レースもその方の勧めで始めました。会員は人間的に素晴らしい方ばかりで、支部の垣根を越えて全国に仲間が増えました

 

 


安達暁一 2022年式 718ケイマンGT4RS

NANKANG CR-S F 255/35ZR20  R 305/30ZR20

東北支部長を拝命したのを機に、しばらく離れていたレースに復帰しました。レース歴は長く、20代はバイク、30代からはポルシェひと筋。東北支部は本当に気さくな雰囲気で、皆さまの入会を心よりお待ちしております

 

 


塩見 勝さん 2025年式 718ボクスターGTS4.0

ADVAN SPORT V107 F 235/40ZR19 R: 265/40ZR19

親子二代にわたるポルシェ党です。このクルマは今日がサーキット初走行。ホイールだけお気に入りのモデルに換えました。PCJ-CUPにはスタート当初から参戦しています。ポルシェ仲間と夢中になれるレースです

 

 


やまだひろし 2011年式 911GT3CUP type991.1

FALKEN スリック F 270/655R18 R 310/710R18

 

レース歴は約15年。BMWでも競技に出ています。最近はケイマンで耐久レースに出場し、優勝することができました。PCJ-CUPは会員限定で、クルマを見れば持ち主の顔が浮かぶ。ほかでは味わえない楽しさがあります

 

 


MUSASHI 1974年式 911カレラ

ADVAN A050 M F 205/50R16  R 225/45R16

レースを楽しみたくてPCJに入会しました。PSCJにも20年近く参戦しています。このカレラは20年前に購入。当時は手頃でしたが、いまでは驚くほど高価に(笑)。PCJ-CUPの若い世代への普及に力を入れています

 

 


山本 賢 2018年式 911GT3CUP type 991.2

FALKEN スリック F 270/655R18 R 310/710R18

今日はたまたま勝てました。いろんな強者がいらっしゃるので、いつもそうなるとは限りません。PCJ-CUPは皆さん紳士で、仲よく楽しまれているレースです。なので、とても気持ちよく1日を過ごすことができます

 

 

 


1988年式 930カレラで参加の鈴木隆司さんは車両トラブルでリタイア

 

 

 


■日本ポルシェクラブ https://www.pcj.jp/

 

 

Photos/清水良太郎 Text/勝森勇夫

 






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