RZ34 FAIRLADY Zで RAYSホイール乗り比べ
2025/10/07 08:30
- CATEGORY : CLOSE-UP WHEEL
- TAG : RAYS VOLK RACING
CLOSE-UP WHEEL
RZ34 FAIRLADY Zで
RAYSホイール乗り比べ
VOLK RACING TE37 S-plus とCE28N-plus、ZE40の比較。ホイールはF 18 × 9.5J inset 21、R 18 × 10.5J inset 14、タイヤはF 245/45r18、R 275/40R18 のADVAN NEOVAAD09 に統一。
RAYS 開発部 織田拓也がドライブ。
TE37は普通によくてZE40はカッチリ
VOLK RACING TE37 S-plus
VOLK RACING CE28N-plus
VOLK RACING ZE40
RZ34 フェアレディZでTE37、CE28、ZE40 を比較。レイズ開発部の織田拓也がテスターを務めた。
「TE37 はブレーキ、コーナリング、加速ともに、ほかより尖った感じがない。ラフな操作も許容し、これを基準に考えるといいというくらい扱いやすかった。CE28はS字の切り返しの俊敏性が向上している印象。加速や減速への反応もTE37より俊敏に感じた。1コーナーは複合で、路面とタイヤとの動きが大き過ぎて、入り口でアンダー、出口でオーバーに見舞われる。俊敏ではあるが、強いブレーキや荷重が高いコーナーでは若干不安定だった。ZE40 はCE28 に比べると、そこが改善されていて、ガッツリ踏んでもヨレない。イメージどおりに入っていける。カッチリしたフィールのままコーナーを曲がっていくことができる。出口ではCE28 とは違ったアンダーステアが発生。カチッとし過ぎていて、硬いもの同士が当たっている印象。足まわりのリセッティングが必要と感じた。もっとハイグリップタイヤのほうがバランスよいかも?」とのコメント。
「インフォメーションはタイヤと路面の間、ブレーキングで荷重を掛けたときの安定感、ライントレース性という点で、3つともすべて異なる。いちばんわかりやすいのはカッチリしているZE40 だったが、シビア過ぎる面も。TE37 はマイルドで、ホイールがいなしてくれる。縁石の走破性も高かった。CE28 はいちばん転がる感じがある。タイヤの端まで使えている感覚はZE40 だ。ZE40 は軽くてカッチリ。その軽さゆえにややピーキー。CE は軽いけどカッチリ感が薄い。TE37 はカッチリしていて重いが、角が取れて使いやすい」とのことである。
■レイズ TEL 06-6768-0019 https://www.rayswheels.co.jp/