フォトグラファー益田和久の写真でお届けする SUPER GT 2025 Photo Gallery 8/24 Rd.5 鈴鹿

2025/09/09 09:09

フォトグラファー益田和久の写真でお届けする

SUPER GT 2025 Photo Gallery

 

8/24 Rd.5 鈴鹿

 

Photos/@Kazuhisa Masuda

 

フォトグラファー益田和久(日本レース写真家協会所属)の写真でお届けするSUPER GT 2025 Photo Gallery。第5戦 鈴鹿のレポートはこちら。

 

 

2025 AUTOBACS SUPER GT第5戦の決勝は8月24日(日)に鈴鹿サーキットで催された。

 

 

GT500のポールポジションの#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)を先頭に、2番手の#23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)、3番手の#3 Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)が続くカタチでスタートが切られた。

 

しかし、序盤にシケインで#17 Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/小出峻)のアクシデントがあり、5周目からセーフティカーが導入となる。

 

 

10周目にリスタートが切られると、その周に7番手からスタートの#14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺)が#64 Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也)のインをついて5番手に浮上。

 

トップ争いの16号車と23号車は僅差のまま、18周目、2台同時にピットイン。この作業で16号車のARTAよりも早く23号車がピットを離れ、事実上のトップに立った。

 

 

その後に続いてピットの入った3号車も素早いピット作業で、こちらも16号車の前でコースに戻る。

 

 

さらに遅めにピットに入った#14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が、さらに早いピット作業で3号車の前に出て2番手となった。

 

レースは後半、トップを走る23号車との差を14号車が徐々に詰めていたものの、GT300車両のアクシデントによりFCYが出され、解除する際に周回遅れに詰まった14号車は、トップの23号車に逃げられるカタチとなってしまった。最終的に#23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)は14号車に5.768秒の差をつけて今季初優勝を飾る。

 

 

 

 

 


 

GT300は#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションからのスタートで、井口がトップをキープ。予選2位だった#7 CARGUY Ferrari 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗)のオサリバンが僅差で追い、その後ろに#5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)、#60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)が続く展開。

 

 

2位走行中の7号車は早めのピットインでオサリバンから小林利徠斗にスイッチ。続いて3位を走っていた5号車、4番手だった60号車もピットイン。トップを走る61号車は22周を終えてのピットインとなった。

 

 

この一連のトップ集団のピット作業からトップに立ったのは60号車。それを僅差で追う7号車の小林がテール・トゥ・ノーズのバトルを展開し、35周目にオーバーテイク。

 

トップになっても7号車のペースは衰えず、2番手以下を引き離していく。そして60号車の背後には5号車が急接近、ピットインで遅れを取った61号車もその後ろまでリカバーしてきた。

 

さらに61号車は、FCYからの解除のタイミングで、加速が遅れた5号車を抜いて3位まで順位を戻す。

 

 

トップを走る7号車の小林は独走のまま逃げ切って優勝。2位でゴールしたのは60号車だったが、レース後の車検で最低重量の違反と判定されて失格となってしまう。そのため、2位に#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)、3位に#5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)が繰り上げとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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