独自のアプローチで着実にタイム短縮「レイル アバルト595」筑波スーパーバトル
2024年12月19日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
LAILE
ABARTH 595
レイル アバルト595
TIME 1’04.422
CLASS ストリートEVOクラス レーシングラジアル-FF部門
DRIVER 柴田優作
TIRE ADVAN A08B F:215/45R17 R:205/50R16
■車両重量 1047kg ■最高出力 200ps ■ECU 現車セッティング■スティーレ マフラー■ORC ARGOS クラッチ/ フライホイール■CUSCO RS 1.5way L.S.D. ■KYB 試作RSD サスペンション(KYB スプリング F:13kg/ ㎜ R:10kg/mm)■レイル ボディ補強パーツ■ディクセル Z タイプブレーキパッド■wedsSport TC105X(F:7.5J ×17 R:7J ×16)■レイル 試作フロントアンダーパネル/ 試作GT ウイング
独自のアプローチで着実にタイム短縮
レイルの各種ボディ補強パーツに変更はない。昨シーズンの結果を踏まえ、マフラーを純正のレコードモンツァからスティーレ製とし、触媒も低抵抗なメタルタイプとした。
とはいえ、エンジンルームはほぼノーマル状態で、ECUに現車セッティングを施した程度。KYBリアルスポーツダンパーの試作タイプはセッティングも含め昨年と同様となるが、よりタイヤのグリップを引き出すべく車高ダウンを図りバネレートも若干ソフトなものに変更している。
前後ブレーキバランスの見直しも図られた。「今後のタイム短縮には足まわりとL. S. D.がポイントとなりそうですが、ストレートスピードを稼ぐためにもう少しパワーも欲しい感じです」とレイルの渋谷幸司さん。
試作タイプのKYBダンパーは今回スプリングレートをダウンして、より足を動かしてタイヤのグリップを引き出すセッティング。ADVAN A08Bタイヤはフロント17インチ、リア16インチの異径設定だ。
注目してもらいたいポイント
「多彩な候補も検討しましたが、パフォーマンスとチューンの可能性の高さを加味して開発車種にアバルト595を選択しました。スイフトなどと同様に、タイムアタック車両に装着しているパーツは将来的な市販化を目指しており、まずはボディ補強のパフォーマンスバーがリリースとなっています」(レイル 渋谷幸司さん)
■レイル TEL045-824-1835
http://laile.co.jp/
筑波スーパーバトル参戦車両のインカー映像を付録DVDに収録