FL5のキャラクターをサスや空力で筑波に合わせ込む「SEEKER CIVIC TYPE R」筑波スーパーバトル
2024年12月19日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
SEEKER
FL5 CIVIC TYPE R
シーカー FL5 シビック タイプR
TIME 1’01.098
CLASS ストリートクラス レーシングラジアル-FF1部門
DRIVER 寺岡 亮
TIRE POTENZA RE-12D TYPE A F:295/30R18 R:265/35R18
■車両重量1403kg ■最高出力401ps+ α■最大トルク58.0kg-m+ α■ブースト2.0 ㎏/ ㎠■HKS インタークーラー■SEEKER OptimumECU ■SEEKER S.E.S. マフラーキットTRIDENT ■ATS メタル1.5waySEEKER スペシャルL.S.D. ■SEEKER S.A.S ダンパーキット(F:16 ㎏/㎜+ プライマリー R:18 ㎏/ ㎜+ プライマリー) ■SEEKER パッド (F:TYPE-C/TA R:TYPE-C) ■SEEKER ブレーキローター(F: 2 ピース R:ハイカーボン) ■SEEKER RED COAT ブレーキライン■ADVAN RacingRZ(F 18 ×10.5J 35) ■Desmond RegaMaster EVO Ⅱ(R 18 ×9.5J45) ■SEEKER フロントウイングスポイラー/ カーボンリアウイング
FL5のキャラクターを
サスや空力で筑波に合わせ込む
FL5は延びたホイールベースなど、高速サーキット向きになったとシーカーは見る。それを筑波に順応させるべく、この1年取り組んだ。
タイムアタックを自身で行う寺岡亮代表は「タイプRとはいえFFである以上、前輪に仕事が集中します。筑波ではパワーにまかせ、車速が乗る区間でタイムを稼ごうとしても意外に取り分は少ない。コーナリングで、どれだけ詰められるかもカギ。ブレーキに制御が介入し、回頭性に遅れが出ないようにも4輪の接地性を高め、かつアンダーも抑え、立ち上がりのトラクションにつながるサスにまとめました」と明かす。
リアは軸重の軽さから挙動が落ち着きにくく、そのフォローにリアウイングも開発した。走行は1周で、前回より約0.1秒タイムを削った。
吸気温度対策に、HKSのインタークーラーを装着。電制とつき合えるサスは、減衰力、プライマリーも併用するバネレート、車高を合わせ込んだ。フロントスポイラーはリフトを抑え、カーボンリアウイングは2段羽根に翼端板付きで高速域やブレーキでの姿勢を安定させる。
注目してもらいたいポイント
「ファントゥドライブも意識し、パフォーマンスパーツの開発に取り組んでいます。FL5は見た目がアダルトな雰囲気になり、エアロの形状はその延長線上にあります。純正アダプティブダンパーとマッチする車高ダウンスプリングも用意しています。デモカーはフロントに295幅を履きますが、車高調もダウンサスも前後265幅の18インチや純正サイズで気持
ちよく走れます」(シーカー 寺岡亮代表)
■シーカー 東京都三鷹市下連雀5-9-2 TEL0422-29-9520 http://www.seeker.co.jp/
筑波スーパーバトル参戦車両のインカー映像を付録DVDに収録
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