サスまわりの構成やパーツをフルチューンの異色車両はあえてNEOVAで走る「HMS-JAPAN　GR YARIS」筑波スーパーバトル

2025/03/08 09:45

2024年12月19日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

HMS-JAPAN

GAPA16 GR YARIS

TIME 　　1’03.112
CLASS　ストリートSUPER LIGHTクラス-4WD部門
DRIVER　谷口信輝
TIRE　 ADVAN NEOVA AD09 245/40R18

■車両重量 1238kg ■最高出力310 ㎰■最大トルク 42kg-m■ブースト1.7kg/ ㎠■HMS-JAPAN 純正ECU 書き換え■Pro Alloy ラジエーターリザーバータンク■Wavetrac ATB フロント＆リアL.S.D. ■MCS リザーバー付き3way車高調キット■アイバッハID60 スプリング（F:8kg/ ㎜ R:11kg/ ㎜） ■Verkline フルサスペンションキット（メンバー/ アーム）■H&R F&R スタビライザー■ENDLESS CC-Rg ブレーキパッド ■WedsSport

サスまわりの構成やパーツをフルチューンの異色車両はあえてNEOVAで走る

海外のカスタムブランドと強いコネクションを築くHMSジャパンは、パーツ開発拠点としての役割も担う。GRヤリスはパワー系はほぼノーマルながら、足まわりや駆動系を徹底チューニングした。

MCS のリザーブタンク付き3wayサスキットや、前後サブフレームやアップライトまで海外製の強化品に変更して車高ダウン時のアライメントやジオメトリーを最適化。さらに駆動ロスを抑えるべく前後にWavetrac製のトルセンデフを組み込む。

カスタマーフレンドリーな仕様を目指しているため、タイヤは245/40R18のNEOVA AD09でアタック。「動きはシャキッとしていて、ステアリングの手応えもしっかりしている。ノーズはよく入って、よく曲がる。サスのバランスもL.S.D.の効かせ方も悪くない」と谷口信輝。

下まわりをのぞくと、サブフレームはパイプの強化品、アップライトは削り出しと、圧巻のつくり。それらはフルピロ化＆調整式となっており、車高ダウン時のジオメトリーも最適化できる。3way車高調キットも、セッティングの幅広さを兼ね備えている。

注目してもらいたいポイント

「エンジンはノーマル、快適装備付きでも楽しく走りたいとか、タイヤサイズも純正＋アルファがいい。そんな人でもサスやデフをきっちりやればタイムが出ることを証明したくて製作しました。ジオメトリーはまだ手つかずという人にもオススメですね。たとえばトレーリングアーム。制動時にリアがリフトするアンチスクワットも、取り付け角度を補正することでクルマの姿勢を水平に近づけることができます」（HMS-JAPAN 畑田智行代表）

■HMS-JAPAN　　https://hms-japan.shop-pro.jp/

筑波スーパーバトル参戦車両のインカー映像を付録DVDに収録