新たなノウハウを盛り込んだ仕様で、いまこそZC32Sで遊び尽くしたい「A PIT オートバックス東雲スイフトスポーツ」筑波スーパーバトル

2025/02/27 06:41

2024年12月19日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

A PIT　AUTOBACS SHINONOME

ZC32S SWIFT Sport

A PIT オートバックス東雲　 ZC32S スイフトスポーツ

TIME　 1’08.045
CLASS ストリートSUPER RIGHTクラス-FF3部門
DRIVER 蘇武喜和
TIRE DIREZZA ZIII F:225/45R16 R:205/50R16

■車両重量 1039kg ■最高出力 136ps/6900rpm ■最大トルク 16.3kg-m/4400rpm ■ビリオンエンジンオイル ■アールズラジエーター/ミドルテンプサーモスタット■トラストオイルクーラー■TM スクエアインテークボックス/エキマニ■ HKS リーガマックスプレミアムマフラー ■TMスクエア ECU ■TMスクエアクラッチ/フライホイール ■CUSCO MZ 1way L.S.D.(オリジナルセッティング)■アールズ 4.312ファイナルギア■TEIN MONO レーシング ■A PIT オリジナルスプリング(F:ダブルレート11~14kg/mm R:12kg/mm) ■TMスクエア　アッパーマウント/リアキャンバーシム並盛 ■アールズリアアッパーマウントブッシュ ■TMスクエアブレーキパッド (F:251　R:992) ■TWS T66-F(F&R 16×7.5J 45) ■アールズ 15mm ワイドトレッドスペーサー(F)■TMスクエアオイルパンバッフルプレート ■A PIT オリジナルフロントメンバーボルト ■レイルフロントフレームトップバー ■レカロ RS-GK

新たなノウハウを盛り込んだ仕様で
いまこそZC32Sで遊び尽くしたい

「ZC32Sは旧い車種かと思われるかもしれませんが、カスタマーは多いですしNAエンジンはやはり面白い。いまならではの手法を盛り込みました」とA PIT オートバックス東雲の杉田浩さん。L.S.D.に効きが穏やかなクスコMZを使い、ファイナルをノーマルの3.944から4.312に変更することで立ち上がりの鋭さを実現している。オリジナルのスプリングに、穏やかに動くようセッティングしたテインMONOレーシングを使うことで、一発ではなくつねに速いクルマに仕上げた。

「耐久レース車のような、アベレージ速度が高いクルマです。ちょっとミスをしてもそれを許容してくれる懐の深さがあり、スキル次第で速さを引き出せます。乗りやすいのもポイント」と蘇武喜和。

注目してもらいたいポイント

「L.S.D.はイニシャルを出せることからクスコMZを選択。そのうえでカム角は抑えて、効きはマイルドでアクセルOFFでわずかに引きずり、それがコーナー入口から出口までの速さにつながっています。ZC32Sはまだまだこうやって遊べるクルマです。より楽しく乗りやすくするためのご相談に乗らせていただければと思い、今回の参戦に至りました」(A PIT オートバックス東雲杉田浩さん)

タイヤはストリートユースでもサーキットでも使いやすく、コスパの高いディレッツァ ZIIIを選択。ガンガン周回を重ねられる銘柄ながらも、好タイムを実証した。コストが掛かるNAエンジンのメカチューンは行わず、特別な軽量化も施こさずのチャレンジだった。