ツイストビームの粘り対策にスタビバーを装着「クスコ ZC333S スイフトスポーツ」筑波スーパーバトル
2024年12月19日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
CUSCO
ZC33S SWIFT Sport
クスコ ZC33S スイフトスポーツ
TIME 1’04.534
CLASS ストリートクラスレーシングラジアル-FF3部門
DRIVER 山田英二
TIRE POTENZA RE-12D TYPE A 225/45R17
■車両重量 996kg ■最高出力 180ps/4800rpm ■最大トルク 28kg-m/3000rpm ■ブースト 1.5 kg/cm²■ CIRCO アップグレードタービン■オートプロデュース BOSS ECU ■ CUSCO 強化クラッチ■ CUSCO タイプ RS L.S.D.(1.5way) ■ CUSCO パワーブレース■ CUSCO TN-R ■ CUSCO ブルースプリング(F:18kg/ mm R:14kg/ mm)■ CUSCO センターロックアッパーマウント(F)■ CUSCO スタビライザー(F:23 φ R:20 φスタビバー) ■ CIRCO 4POT キャリパー(F)■ WinmaX ARMA SPORT(F:AP2 R:AP3) ■ CIRCO ブレーキローター(F)■ POTENZA RW006(F:17 × 8.5J 40 R:17 × 7.5J 40)■ CUSCO 可倒式けん引フック
ツイストビームの粘り対策に
スタビバーを装着
ZC33Sはライトチューンでも好タイムが出る高い潜在能力が魅力。軽さも特徴的で、クスコはその特性を活かす方向性を採った。エ ンジンノーマル、サス、L.S.D.、タイヤという基本パッケージでタイムを出すアタックだ。とりわけL.S.D.は必須だという。
トラコンの介入をいかに防ぐかも課題で、同社はリアの接地性を崩さないことを狙った。リアはバネを硬めてもツイストビームが軟らかく、変に粘ることがある。そこでスタビバーを追加したのだ。
フロントは、センターロックピロアッパーマウントの導入がポイント。ゴムでないので動かず、フィーリングがガラリと変わる。
山田英二は「ノーマルタービン、軽量化もなし。市販パーツでこのタイムが出る。掛けた費用に対して十分な出来」と評価。
減衰力を伸縮別々に調整で きるTN-Rを備える。フロントはセンターロック ピロアッパーマウントがポイント。旋回性の限界アップに効果がある。リアはスタビバーを追加。パワーブレース リアトランクバープラスなど、各種の補強アイテムも装着している。
注目してもらいたいポイント
「直前までノーマルだった個体で、サス、L.S.D.、タイヤ、補強といった程度のライトな内容。思ったより制御の介入がありましたが、それでも1分4秒台が出ましたので、ZC33Sの潜在能力は高いですね。必要最低限のパーツを使うだけでこんなタイムが出ます。ライトユーザーも期待が膨らみますよね」(キャロッセ 恵美尚雅さん)
■キャロッセ TEL027-352-3578 https://www.cusco.co.jp/
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