トレンドを取り入れつつカスタマーの見本になる仕様に「ガレージフラックス ZC33Sスイフトスポーツ」筑波スーパーバトル2024
2024年12月19日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
Garage FLUX
ZC33S SWIFT Sport
ガレージフラックス ZC33S スイフトスポーツ
TIME 1’01.697
CLASS ストリートEVOクラス セミスリック部門
DRIVER 小野耀平/森下育治
TIRE ADVAN A050 G/S F:255/40R17 R:225/45R17
■車両重量 912kg■最高出力 215ps/5600rpm■最大トルク 38kg- m/3000rpm ■ブースト 1.8 kg/cm²■ ALIENTECH JAPAN AT-36BB ター ビン /ECU ■ MST エアクリーナー■ HKS インタークーラー■ FUJITSUBO EPU エキマニ / キャタライザー / マフラー ■ HPI オイルクーラー■アール ズ ブーストコントローラー ■ CUSCO RS 1way 改 L.S.D. ■ ORC SE クラッチ■CUSCOTN-Sサスキット改 ■HALスプリング(F:20kg/mm+6kg/ mm R: 12 kg mm +2 kg/mm)■ ENDLESS 4POT キャリパー ■ ENDLESS CC-Rg ブレーキパッド (F)■オリジナル GF01-K ブレーキパッド(R)■ GARAGE FLUX フロントアンダーパネルII / サイドアンダーパネル / ルーフ スポイラー■ VOLK RACNG TE37(F:17 × 8J 38 R:17 × 8J 48)
スイフトのトレンドを入れつつ
カスタマーの見本になる仕様に
前回からはECUとリアを中心にサスペンションのセッティングを変更。ECUはブースト圧を高めてより高出力を狙った方向性にシフトする。
そしてスイフトスポーツの弱点といえる、コーナー進入時のリア内輪が浮いてしまう現象の対策を施してきた。
クスコのTN-Rをベースに、伸び側の減衰力を調整。ヘルパースプリングの潰し具合を加味しながら煮詰めたセッティングが功を奏したようだ。伸びと縮み側の両方の減衰力調整ができるダンパーだから今回のセッティングができたとのこと。
注目してもらいたいポイント
「スイフトスポーツは高速コーナー進入時のリアのインリフトが課題です。浮いてしまうと電子制御が介入して思った姿勢に持っていけない。コイルオーバーサスの導入など色んなアプローチがありますが、今回は伸び側の減衰調整とヘルパースプリングを合わせたセッティングがハマった感じです。カスタマーの皆さんにも提供したいノウハウです」(ガレージフラックス 森下育治さん)
リアにはオリジナルの GF01-Kブレーキパットを装着してきた。これもインリ フト気味なスイフトスポーツ特有の現象への対策だ。 制動力をしっかりと確保しつつも、リリースコントロール性の高いパッドとなっていて、電子制御の介入を減らす狙いがある。
外装の空力面についてもテストを重ねたもの。内装でもシート類など外し、車両重量は912kgと大幅な軽量化を施してタイムアタックしている。
■Garage FLUX 貴森産業 三重県四日市市 市場町957-2
TEL059-329-5137 https://garage-flux.amebaownd.com/
筑波スーパーバトル参戦車両のインカー映像を付録DVDに収録
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