フォトグラファー益田和久の写真でお届けするSUPER GT 2024 Photo Gallery 8/3-8/4 第4戦 富士

2024/08/28 09:52

フォトグラファー益田和久の写真でお届けする

SUPER GT 2024 Photo Gallery 8/3-8/4 第4戦 富士

 

Photos/@Kazuhisa Masuda

 

フォトグラファー益田和久(日本レース写真家協会所属)の写真でお届けするSUPER GT 2024 Photo Gallery。5回目となる今回は8月3日-4日に富士スピードウェイで催されたSUPER GT 第4戦のレポート。

 

2024 AUTOBACS SUPER GT第4戦FUJI GT 350km RACEの決勝レースは8月4日に催された。GT500とGT300は、いずれもポール・トゥ・ウインという展開に。GT500クラスは#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)が、CIVIC TYPE R-GTの初優勝を4戦目で成し遂げた。GT300クラスは#65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)が今季初勝利を決めた。

 

GT500のスタートはポールポジションの#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)、2番手の#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)、3番手の#64 Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)という順位のまま1周目を終えるが、ダンロップコーナーのランオフエリアにGT300車両がストップ。早くもFCY(フルコースイエロー)適用となった。

 

再開後もトップを走る#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)は100号車に3.277秒差をつけて77周を走りきり、トップでフィニッシュ。

 


2位は#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)で、開幕戦以来の表彰台となり、ドライバーランキングでも2位に浮上。

 

予選4位からスタートした#38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)は一時5番手に後退したものの、早めのピットイン作戦で、交代した大湯がアウトラップから64号車をパスし、さらに14号車も抜き返す。3位表彰台を獲得。

 

8番手スタートの#14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)は1周目を6番手で戻ってくると、13周目に#12 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)を捉えて5番手に浮上。21周目で#38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)を抜き、26周目に64号車をもパスし、3番手までジャンプアップしていたが、38号車に抜き返され、4位チェッカーとなった。

 

予選6番手だった#12 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)はひとつポジションを上げ、5位でゴール。

 


GT300はポールポジションの#65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)の篠原がトップをキープ。2番手には#87 METALIVE S Lamborghini GT3(松浦孝亮/坂口夏月)が続き、以下は#4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)、#777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)と予選どおりの順位で続く。

 

だが、その後方でアクシデント。#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)と#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)が13コーナーで接触。61号車は車両後部を壊して、緊急ピットイン。また、ピットロード入口では#9 PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG(阪口良平/冨林勇佑/藤原優汰)がトラブルでストップ。さらに#50 ANEST IWATA Racing RC F GT3(イゴール・オオムラ・フラガ/古谷悠河)もスローダウンでピットインとなる。

 

そんな中、トップの65号車は後続との差を広げる。24周目に#25 HOPPY Schatz GR Supra GT(菅波冬悟/松井孝允/佐藤公哉)がダンロップコーナーでストップした際、65号車は、すぐさまピットイン。その直後に25号車を回収するためのFCY(フルコースイエロー)が出て、ピットクローズ。65号車と後半担当の蒲生は、大きなマージンを得ることになり、後ろとの間隔を見ながらの無理をしない走りに徹することができた。最終的には2位に31.647秒もの差をつけてフィニッシュ。今季初優勝をポール・トゥ・ウインで飾った。

 

 

2位争いは激しい展開。結果は56号車の猛攻を凌いだ#4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)が2位。#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は3位となったが、今季2度目の表彰台を得た。

 

 






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