ウエストスポーツのカスタマーは熱い! GT-Rで走行会を楽しむためのチューニングメニューとは
2024/03/29 12:37
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ウエストスポーツのカスタマーは熱い!
GT-Rで走行会を楽しむための
チューニングメニューとは
2月3日に開催された岡山国際レブスピードミーティングの参加車両から
ウエストスポーツでチューニングを施した2台のGT-Rをピックアップ!
R32 SKYLINE GT-R 永井孝浩さん
つねにアップデートを模索して
愛車の変化と速さを楽しむ
6連スロットルのツインターボで頼もしいポテンシャルを発揮するRB26に惚れ込み、BNR32でスポーツ走行を楽しんでいる。2.8ℓ&Vカムで低中速トルクを底上げした心臓部にはGTⅢ-RSをマッチングし、ブースト1.5㎏/㎠時に650psを発揮。
フットワークやブレーキなど周辺セッティングにも抜かりはなく、ホームコースである岡山国際サーキットでは空力チューンに頼らないストリートスタイルながらも1分39秒台のベストタイムを誇っている。
なお、今回はRB26の弱点ともいえる高回転域の点火制御を正確なものとすべく、HKSのクランク角センサーコンバージョンキットを導入。タイム短縮に執着するのではなく、アップデートによる愛車のフィーリング変化や速さもしっかりと味わいながら、走行会を楽しんでいる。
今回投入したクランク角センサーコンバージョンキットはV プロのリセッティング効果もあってか、高回転だけでなく始動性も向上した。次なるアップデートとしてフロントL.S.D.もチューニング計画にスタンバイしている
気になるアイテムは体感あるのみとの考えで、コストパフォーマンスに優れると耳にしたヴァリノVR08 を初投入。ピーキーではなく、ゆっくりとマイルドにタレていくグリップ特性に高評価だった
R35 GT-R 辻 英樹さん
バランス重視のチューニングで
岡国100秒切りを目指す!
R35GT-R 歴4年。鈴鹿がホームコースだが、岡山国際も走り慣れたサーキットだ。ここでのベストタイムは1分41秒台で、100秒切りを目標にしている。
チューニングはバランス重視のスタンス。エンジン本体はノーマルのまま、タービン交換+ブーストアップで740psの高出力を得ている。それに合わせて、クーリングや駆動系も強化。パワーアップによる負担増にも、きっちり対応している。
フットワークはアラゴスタSS ベースで、ハイパコを起用するバネのレートはフロント24㎏/㎜、リア20㎏/㎜。サーキット照準でのセッティングだ。ブレーキはエンドレスのモノブロック6。タイヤはPOTENZA RE71-RS(285/35R20)をセット。「目標は十分に達成できる仕様。ただ、攻めきれなくて……」とオーナー。現在、アライメントの見直しを検討中だ。
ブリッツのボルトオンタービンで過給。最大ブースト1.6 ㎏ / ㎠で740p を発揮するパワーユニット。インタークーラーはHKS、ラジエーターはDRLでポテンシャルをアップ。将来的には排気量の4.3ℓ 化も考えている
ブレーキシステムはエンドレス。パワーに負けない絶対的な制動力を得る
エアロは、フロント、サイド、ウイングいずれもKansai サービス。機能性重視のデザインがお気に入りだ
■ウエストスポーツ 広島県福山市新涯町4-2-46 TEL084-981-5061 http://waste.co.jp