ADVAN Racing RZ-DF2 20inch/RZ Ⅲ 醸し出される機能美!車体との調和の極み
2024/03/25 17:27
- CATEGORY : ニューパーツ
CLOSE-UP WHEEL
醸し出される機能美
車体との調和の極み
ADVAN Racing RZ-DF2 20inch
ADVAN Racing RZ Ⅲ
2024新作モデルの正統派フィッティング
今年1月の東京オートサロンで披露されたアドバンレーシングの新作ホイールは鋳造モデルがRZⅢとRC-4、鍛造モデルはRZ-DF2の20インチとGTビヨンドの17インチだ。
カンサイサービスでは、R35GT-RにRZ-DF2を、GRヤリスにRZⅢを履き、早くもサーキットやストリートを走り込んでいる。
そんな走り最優先のサイズ選択、車高やアライメントで、じつにかっこよく見せるのがカンサイサービスの流儀だが、新作の2024年モデルは、やはり際立ってルックスからも走りのよさを醸し出しているのだ。
洗練されたホイールの機能美がもたらす恩恵であることはいうまでもないだろう。
Kansai SERVICE R35 GT-R
RZ-DF2 20×11.0J inset 5
ADVAN NEOVA AD09 295/35R20
R35GT-Rはカンサイサービスのフロントフェンダーを備えることで、前後に295/35R20のアドバンネオバAD09を収める。RZ-DF2は11.0Jで、インセットは5。フェンダーとのツライチに近く、タイヤをしっかり四隅に配しているのが、まとまりを感じさせるポイントだ。
Kansai SERVICE GR Yaris
RZⅢ 18×9.5J inset 45
ADVAN NEOVA AD09 255/35R18
GRヤリスは255/35R18のアドバンネオバAD09。あえて265幅を履かず、255幅に抑えることで、キャンバー角をつけ過ぎないでも収まるようにしている。RZⅢは9.5Jインセット45で、適度な車高ダウンとキャンバー角により、ツライチに近い位置に持ってきている。
RZⅢはフルフェイスデザインでもリム付きのような造形とし、コンケイブをセンターに寄ったところから落とし込むようにすることで、ホイール自体を大きく、奥行きが深いように見せている。レーシングホワイトのダイヤモンドカットも立体感を増長。ダイヤモンドカットにより、見られやすくなるセンターサークルだが、それを見越したデザインを施して、仕上げているのもアドバンレーシングならではのこだわりだ。
カンサイサービスのこの2台のデモカーは歴代のアドバンレーシングを履いてきた。我々もそれを見てきたわけだが、その中でも今回のパンチ力は凄い。車体との調和も含めて、新たな領域に踏み込んだ印象を強烈に感じる。
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